しもかわらゆみさんオンライントークイベント【6月26日開催終了】

こんにちは。スタッフ本田です。

6月26日(土)しもかわらゆみさんのオンライントークイベントを開催しました。
しもかわらゆみさん、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

トークイベント前半はしもかわらさんが小さい頃どんなお子さんだったのかや、
絵本作家になる前のお話し。
お母様とのエピソードや高校生時代のお話もでてきて、自伝を読んでるようなおもしろさでした!

中盤は、どんな風に絵本をつくるのか。
「メモ魔」なんだそうです。とにかく記録するのだとか。
愛用のスケッチブックもみせてくださいました。
絵本の構成の話しにも繋がるそのあたりはとても興味深かかったです。
作家さんそれぞれ違うと思いますが、しもかわらさんならではの方法が!
動物の絵の描き方のくだりでも、実際の方法もちょっぴり動画で見せていただきました。

画風が細密画にいたったお話のときにそのきっかけについて「楽しかったんです~~~」
とおっしゃったのが、本当に楽しそうでこちらも嬉しくなってしまいました。

いよいよ後半はしもかわらさんの『ねえねえ あのね』の読み聞かせ!から、絵本の制作秘話へ。
とてもあたたかいお話が伺えました。
しもかわらさんの絵本へ込めた想いが随所にちりばめられて、じわりじわりと感動。

とにかくエピソードが盛り沢山で、楽しいトークイベントでした。

ここからは私の感想ですが、
個人的に印象的だったのは、しもかわらさんのお話の仕方。

とても、丁寧なんです。

糸をたぐってやっと手に触れるような、感情の記憶を大切にされているのだなと感じます。
ご自身の心が動いた瞬間のことからはじめて、のちにこう繋がっていくんです。とお話されるので、
聞いていると、すとんと落ちて、なるほど~とか、わかるなぁ~とぴったり寄り添って話しを聞く感覚。
このままずーっとお話ししてくれればいいのに……気持ちいい……
と思っていました。

絵の描き方のお話の途中で、「いったりきたりしながら、やっとの思いでだんだん形にしていくんです。」
とおっしゃったのですが、絵だけでなくしもかわらさんご自身が、普段から丁寧にご自分の気持ちに向き合っているのだろうなと思いました。
まさに作品にその気配を感じます。
技術的なことはさることながら、お人柄を通して作品をみるという貴重な体験になりました。
またどこかでお話きけたらうれしいなぁとその時を楽しみにします!

吉田進み矢 絵本沼講座 「青虫の必然と逡巡」【6/20開催報告】

こんにちは。スタッフの本田です。

6月20日(日)に吉田進み矢さんによる「絵本沼講座」を開催しました。
今回は初のオンライン開催!

ご存じの方も多いと思いますが、おさらい。
吉田進み矢さんは30年近く出版業界にいて、絵本史研究、絵本評論、絵本考察を愉しみ、
趣味は「考えること」と、数独など。(他多趣味!)という方です。
「絵本沼」というのが進み矢さんのブログのタイトル。
「絵本沼講座」としてパワポを使った講座を日本全国で開催しています。

パワポで講座……?
パワーポイントはビジネスで使われるようなプレゼン用のソフトで、
話す内容をあらかじめ文字や図形を入れてわかりやすく資料にしたものを
スライドさせながら進めていく講座。

進み矢さんの場合、文字やおもしろ図+プラス軽快なトークで次々展開していくので、
すごい情報量!なのにわかりやすい!ナニコレ楽しい!
と、脳が猛烈に動き始めるのです。

ちなみにタイトルのページはこんな感じです。

テーマは「エリック・カール」と「はらぺこあおむし」と「もりひさし(訳者)」

どうやって「The Very Hungry Caterpillar」と「はらぺこあおむし」がうまれたのか。
エリック・カールの生い立ちから始まり、
どんな子供時代だったのか、誰に影響を受け、何を学び、
仕事として何を創り、それらがのちの作家活動にどう繋がっていったのか。

エリック・カールという人をあらゆる方向から掘り下げることで、
”彼の作品をみる”という、今までに経験したことのない見方でした。
しかも途中で、モーリス・センダック、レオ・レオニや
アーシュラ・ノードストロム(編集者)の話しも差し込まれて好奇心があっちへこっちへ!

さらに、日本語版の『はらぺこあおむし』について。
1976年には日本でも出版され、45年たったいまでも絶大な人気の絵本ですが、
海外絵本の翻訳がいかに難しいか。
訳者もりひさしの逡巡が、結果的にはヒットにつながる…
そのあたりのお話もおもしろいのでぜひ講座をみていただきたいです!

講座の内容はここでくわしくお話できませんが、
冒頭で進み矢さんが、スライドを展開しながらいいます。

    「絵本を3回読むと、「あれ?」と引っかかるところがいろいろとでてくる。
    それってなんだろう。と気になって調べる。すると「気になった部分」は繋がって一本の線になります。
    そうすると、新しい景色がみえるようになるんです。」と。

講座が全部終わった頃、
「まさにそれ。」という体験になります。
はらぺこあおむしが新刊のように新鮮にみえてきます。
すぐ読みたくなるので、お手元に用意しておくことをおすすめします。
今回は、オンライン講座を開催しました。
当日ご参加いただけなかった方も、アーカイブでご覧いただけます。
https://ehonyasan.shop-pro.jp/?pid=160155944

最後に進み矢さんが、他にもこんなテーマで講座ができますよ。とご紹介してくださったラインナップが
タイトルだけでわくわくです。
アーカイブと一緒にお送りするアンケートでご覧いただけますのでぜひみなさんのご意見お聞かせください!

    【吉田進み矢さんプロフィール】

    絵本評論、絵本史研究をやっています。出版業界生活27年、その間会社は6つ、ずっと児童書・絵本担当。大阪出身、埼玉在住。

    ★絵本を読んで考察する愉しさを、パワポを使ったプレゼン形式で伝える「絵本沼講座」を日本各地で開催。参加された方からは「絵本の見方が変わった」との感想多数。ブログは「絵本沼」で検索。書評やライター、インタビュアーもやっておりますのでお気軽にご連絡ください。( yoshidasusumiya@gmail.com まで)
    吉田進み矢さんブログ 「絵本沼」
    https://profile.ameba.jp/ameba/yoshidasusumiya/

#発達障害児ママパパオンライントーク開催報告【6/18開催】

6/18(金)に『あいちゃんのひみつ』作者おふたり
(竹山美奈子さん、えがしらみちこ)による
「#発達障害児ママパパオンライントーク」を開催しました。

連続6回で開催するイベントの、第2回目の今回。
テーマは「ネット活用法(情報収集のしかたなど)」

まずは竹山美奈子さんから、
・ご自身が実際に活用していた(している)情報サイトなどのご紹介
・検索方法について
・ネット検索のメリット(本で調べるよりもネット検索の方がいいことも!)
・こんなときに子育てブログを読むといいよ〜などのアドバイス
・障害者アートや音楽、グッズ、活動サイトのご紹介
をおはなしいただきました。

竹山さんのおはなしを伺っている中で印象に残ったのが
「はしから全部読まない」
「読んでいて焦りを感じたら読むのをやめる」

ということ。

これは、自分が子育て中の悩み事があったときに検索したときにも当てはまることで、
なんとなくわかってはいたものの、しっかりと言語化していただくことで
そのとおりだな〜と、共感&納得したのでした。

竹山さんからのおはなしを伺ったあとは、
参加者のみなさんと気になることや、疑問・疑問・ご意見・ご感想
をやりとりしました。
みなさんと楽しく気軽にお話しさせていただいて、私自身がとても癒されました^^

竹山さんが、このイベントのことをご自身のインスタグラムの中で
「子育ての立ち話ができる」と表現してくださっていて、
その表現が私にもとてもしっくりきました。

いつも竹山さんがお店に遊びにきてくださったときに
おはなししているような雰囲気で、
気軽に楽しく、でも知りたいことも学べる。
手前味噌ですが、とてもいいイベントだなぁと感じています。

竹山美奈子さんは、2021年6月からAmebaの公式ブロガーとして、
すずちゃんとのことをブログにアップされています。

ひとつの記事が短くスッキリまとまっていて、とても読みやすく、
細かいカテゴリー分けもされているので
自分の知りたい情報を探しやすいと思いますので、
ぜひ一度覗いてみてくださいね^^
▼竹山美奈子オフィシャルブログ「すずがなる」by Ameba
https://ameblo.jp/suzuganaru2009/

次回開催は、7/16(金)10:30〜11:30です。
テーマは「先生や支援者さんとの連携〜輪の支援〜」
お申込みは下記のURLからお願いします。
▼「#発達障害児ママパパオンライントーク」申込み
https://ehonyasan.shop-pro.jp/?pid=159297734

    • 【今後のスケジュール】

 

    • 第3回|7/17(金)「先生や支援者さんとの連携〜輪の支援〜」

 

    • 第4回|8/20(金)「家での支援・工夫は無理なく」

 

    • 第5回|9/17(金)「おすすめツール」

 

    • 第6回|10/22(金)「私のストレス解消法」

すべてアーカイブ販売もございます。

6/20(日)開催!吉田進み矢絵本沼講座【終了】

みなさん、「沼」ってどんなイメージをお持ちですか?

ズブズブとゆっくりと沈み込んでいく…そんなイメージを
お持ちの方が多いのではないでしょうか。

今回の絵本講座は、まさに「沼」にハマった方、
吉田進み矢さんの講座です。

えほんやさんで、進み矢さんの絵本沼風プレゼンの
動画を撮ってみました!

▼「「絵本沼」って、こんな感じ」動画(YouTube)
https://youtu.be/yCeR7gUnEg0

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■イベント名:絵本を読み、愉しみ、考えて、ハマる「絵本沼講座」#えほんやさん_Zoom
■日時:2021年6月20日(日)10:00~11:30
■参加費:2,200円

■形式:えほんやさんでのオンライン講座(ネット環境でのパソコン、タブレット、スマホなどでの参加)
■内容:PowerPointを使ったプレゼン形式の絵本評論です。
今回は先日お亡くなりになった絵本作家のエリック・カールの生涯と初期の作品についてお話しします。
■青虫の必然と逡巡。

エリック・カールの生涯を見ていくことで、
彼がなぜ、絵本史上空前の世界的ベストセラー『The Very Hungry Caterpillar』(邦題:はらぺこあおむし)
をつくることができたのか?と、その日本語翻訳をすることになったもりひさしさんの逡巡について解説します。

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進み矢さんの沼にみなさんでいっしょにハマりましょう!
お申込みはオンラインショップのページからご決済ください。
https://ehonyasan.shop-pro.jp/?pid=160155944

【吉田進み矢(よしだすすみや) プロフィール】

絵本評論、絵本史研究をやっています。出版業界生活27年、
その間会社は6つ、ずっと児童書・絵本担当。大阪出身、埼玉在住。

★絵本を読んで考察する愉しさを、パワポを使ったプレゼン形式で伝える
「絵本沼講座」を日本各地で開催。
参加された方からは「絵本の見方が変わった」との感想多数。
ブログは「絵本沼」で検索。書評やライター、インタビュアー
としても活躍中。
ブログは「絵本沼」で検索。
https://ameblo.jp/yoshidasusumiya/

第22回「夜の絵本カフェ」開催します

みなさんで、お好きな絵本を持ち寄り、
お茶やお菓子を囲んで絵本トークを楽しむ「夜の絵本カフェ」。
今回はえほんやさん店内にてリアル開催します。

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■開催日/6月21日(月)
■時間/18:00〜19:30
■参加費/1,500円(ドリンク&お菓子付き)
■テーマ/「そら」
※お好きな絵本を1冊ご準備ください。(絵本がなくても大丈夫です!)
■申込みはこちらのフォームから
http://tenkiame.com/ehonyasan/?page_id=284
■お問合せ先
えほんやさん
メール ehonyasan.ega@gmail.com
電話 055-900-1052
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お好きな絵本をご準備いただき紹介しあっていますが、
もし紹介したい絵本がない…という場合は、
みなさんにご紹介いただいた絵本を聞いたり、
それについてお話していただくだけでも大丈夫です!
新しい絵本と出会い、絵本についてのおはなしを楽しみましょう♪

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