【終了いたしました】えがしらみちこミニ原画抽選受付いたします

えがしらみちこの描き下ろしミニ原画の抽選を行います。

〈お申し込みから抽選までのスケジュール〉
申込期間:8月15日(月)10:00〜18日(木)17:00
抽選日:8月19日(金)
※ご当選については8月19日から順次、当選者の方にのみ、ご連絡させていただきます。

こちらのページは画像のみの掲載となります。
こちらで画像をご確認いただき、
抽選は、メルマガに掲載されているフォームよりお申込みください。
※こちらの記事にコメントしていただいても、抽選応募にはなりません。
当店のメルマガ登録をしている方が優先となります。

8月の営業日スケジュール

8月は『きかせてあなたのきもち』絵本原画展を開催します!


すでにこの絵本にご興味を持ってくださっている方がいらっしゃって、とても嬉しいです!

より詳しく知っていただけるように、著者の長瀬正子さんと、出版社であるひだまり舎の中村真純さんと、インスタライブを開催します。

【インスタライブ】(※終了いたしました)
8/3(水)16:30〜
『きかせてあなたのきもち』原画展スタート!
●きもちと権利って関係があるの??
●子育ての悩みも権利と併せて考えると、スッキリ楽に考えられる?
という内容を中心にお伺いしていきます。

お時間が合う方はリアルで見てご質問ください!
アーカイブも残します!😊

インスタグラムアーカイブはこちらからご覧いただけます。

https://www.instagram.com/reel/CgypSwmpIAV/

絵本原画展『きかせてあなたのきもち』8月3日(水)〜28日(日)

絵本『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』
(文 長瀬正子 絵 momo  ひだまり舎)

会期:8/3(水)〜28(日)まで

2020年4月に、国連子どもの権利委員会は
コロナ下における子どもの権利に焦点をあてた声明をだしました。
子どもの権利に配慮したコロナ対応をとるよう各国に求めたもの。

その内容をわかりやすい言葉にかえ、
さらに子ども自らが権利について触れられるように「絵本」の形にしたのが、
著者 長瀬正子さん、絵を担当したmomoさん。
さらには編集者さん、出版社さん、たくさんの方が関わって、
『きかせてあなたのきもち』という絵本として出版されました。

「あなたのきもちをきかせて」とはどういうことでしょう?

子どもの権利は大きく以下の4つに分けられていています。

・生きる権利
・育つ権利
・まもられる権利
・参加する権利

つまり子どもはだれでも、
ひとりひとり大切にされる権利があります。
子どもに「今、どんな気持ち?」ときいてそのこたえによって、
嬉しそうであれば権利が守られているし、ツラそうであればなにかしら
守られていない権利があるのかも。まわりの大人はもう一度見直すことができます。

とはいえ、子どもが自分の気持ちを「こうだよ」と
サラリと表現できるかというとそうでもないですよね。言葉は難しい。

そこでこの絵本は絵がふんだんに描かれて、10個のやさしい問いからできています。
「なにをしているときが最高の気分?」とか
「好きな食べ物はなに?」とか。
子どもたちは絵本に描いてある絵を見ながら自由に話していいし、付録についているワークブックに
その時の気分の色を塗ったりしてもいいのです。

長瀬さんは「気持ち」と「権利」はつながっているといいます。
子どもの権利を考えるには、まず子どもの気持ちをきくところから!

もしかしすると「〈権利〉を絵本でみるのは初めて」という方も多いのではないでしょうか?
ぜひこの機会に絵本を手元においてお子さんと話してみてください。
そしてぜひえほんやさんへ原画をみにいらしてください。
絵本のなかでみた絵がここにあります。

その時ぜひいろいろお話ししましょう!
皆様と学んでいきたいと思います。
また、ご来店いただいた皆さまには
「きょうのごきぶんは?」を聞くかもしれません。
もし気分がのったら教えてください♪

ご不明な点がございましたら
お気軽にご連絡くださいませ。

 

現在えほんやさんは【予約制】にて営業しております。

お店が小さいため、1度にたくさんの方が一緒にご入店することがむずかしいので、
お客さまに安心してゆっくり本や雑貨をみていただきたく、ご予約を承ります。

【ご予約方法】

▼こちかから「ご来店予約フォーム」へおすすみください。

https://airrsv.net/ehonyasan/calendar

ご来店のご希望日時の枠をタップして
「予約内容の確認」→「予約する」へおすすみください。
次のページでお名前などを入力してご予約となります。

お電話でも承ります。
TEL:055-900-1052
「今からいきます」でも結構です。
お気軽にご確認くださませ。

『きかせてあなたのきもち』
【著者紹介】

開催報告|えほん哲学カフェ『ひばりに』

7/30(土) 暑い夏の日の午前中に
「えほん哲学カフェ」をテーマ絵本『ひばりに』
(内田麟太郎 詩 うえだまこと 絵 アリス館)
で開催いたしました!
ご参加くださった皆さまありがとうございます。

今回もナビゲーターの松川さんより
「えほん哲学カフェ」を楽しむコツなど、
いくつか教えていただきながらスタート。
まずzoom開催ですので、
皆さんに「カフェの中で呼び合うので、お名前をお好きなものに変えてください」とお声かけしたら、
それぞれ個性的なお名前にかわって、そこから楽しい♪好きな有名人の名前にしたり、
その時だけはいつもと違う自分感、いいですね。

そして「モヤモヤをヒントに」と松川さんから。
テーマ絵本がありますが、
必ずしも「大好き」な絵本である
とは限りませんよね。「ここがひっかかる…」とか、
ネガティブなことでなくても「なぜだろう?」と疑問に思うこともあると思います。
それをカフェの中で「そう思った」と発言したり、
そこから自分の思考を発展させたり。
それを聞いた他の方も「ははぁなるほど」と改めて考え直したりします。
松川さん曰く、そこに意味があるから
モヤモヤするのであって、何も感じてなければスルーしているはず。とのこと。
モヤモヤ大事。

そんなわけで今回はテーマ絵本『ひばりに』。
この絵本で「えほん哲学カフェ」をしたいと思ったのは、
詩と絵の関係がとてもよくて、ページをめくるたびに絵に言葉の想いがのっていく感覚が好きなことと、
この「やさしさのありかた」を今、この時期に皆さんと共有したいという本田の個人的にな想いもありました。

ご参加のみなさんからまずひとことずつ
おはなしを聞きましたが、
その時点でアプローチの仕方がそれぞれにまったく違う!
当たり前ですが、そこに人がいるだけの「読み方」がありますね。

絵本全体の内容のことはもちろん、
絵の部分のこと、場面の意味、絵の色のこと、
たとえば「なわとび」「植物」「風景」「わたげ」…
言葉のこと、
たとえば「ぼく」とは?「かぜ」とは?「よろこび」とは?「なぜ、ひばり?」
とここでは書ききれないほど多彩に話がでてきました。

本田が個人的に印象に残ったのは絵本の「色」のこと。
まったく意識していなくて、その話がでた時にちょっと驚いて、そのあとからずっと考えていて、
じつは今も考えていること。

なぜその色か…もそうですが、
なによりなぜ自分がひとりで読んでいる時に「色」に意識がいかなかったのかが自分で気になる…。
いわれてみたらすごく特徴的なことなのに。

これはもしかしたら、参加してくださった皆さんがそれぞれに別の部分でそういうところがあるのかもしれません。

なかなかおひとりおひとりに聞く時間がなく、
掘り下げたい!ここ!というところもたくさんあるのですが、時間に限りが…。
でも全部話しきってしまうより
「気になったまま」家(自分の意識)に持ち帰ってモヤモヤさせるのがいいのかもしれません。

カフェの最中にも「前はこう感じていたけど、今みなさんの話を聞いていたらこう思うかも」と
自分で読んでいたときとはまた違う感覚になった。と
なんども話がでました。

また、ご自分の経験をもとにその感情と、
絵本で感じたものを合わせてのお話しもあり、
この絵本の「誰」に共感して読むのかも皆さまそれぞれに違うようでした。

「ひばり」になりたい。という感覚の方もいて、なるほどなぁ!と。

これから生きている間に寄り添う側も、
寄り添われる側もいづれか経験するかもしれませんが、この絵本を皆さまと読んだことでその前とは違う意識でいられそうです。

さて、そんなわけで2時間で話が終わらない!と
毎度思いますが、その前の「絵本を読む」ところから
ものすごく濃い時間です。

絵本を真ん中に置き、皆さんと共通のものを通して、
ぜんぜん別の話をしてまた絵本に戻ってくるというなかなかない体験。
えほん哲学カフェ、おもしろいです。
未体験の方はぜひ、次回一緒に絵本を読みましょう!

本田

追伸
『ひばりに』えほんやさんでお取り扱いございますので、ぜひ一度読んでみてくださいませ!
https://ehonyasan.shop-pro.jp/?pid=166108402

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