ずっと絵本の世界にいたくなる『ちいさなりすのエメラルド』

『ちいさなりすのエメラルド』(文溪堂)2016/2/17
作・絵 そのだえり

夏も過ぎ、朝や夜は涼しくなってだいぶ過ごしやすくなってきました。
そんなときにじっくり読みたいのがこのご本。

毎晩、うさぎのガーネットに絵本を読んでもらうエメラルド。
でも、ガーネットが出掛けてしまって眠れない…。
だれかに読んでもらおうと、夜のお外へ出かけます。

夜の静けさが優しくて、でもちょっとドキドキ。
最後は、ほっこりあたたかな気持ちで、エメラルドと一緒に眠れそうな絵本です。

個人的にツボなのは、舞台の細かさ。
この階段!エメラルドなど小さな動物にやさしい〜!

お家のインテリアもじっくり見てしまいます。キッチンもあるー。
あと、扉の取っ手が下のほうにあるのがニクいです。

きっと、作者のそのだえりさんもエメラルドになって、この街やお家に住んでいるのだろうなぁ
と想像して、もっとこの世界を味わっていたいと思った1冊。

そして
「このほん、よんでくださらない?」
「まあ こどもあつかい しないで ちょうだい」
「ガーネットったら、しつれいしちゃう。わたしは もう おねえさんなんですからね。」
など、品の良い言い回しもエメラルドのおしゃまさんっぷりが出ていて大好き。

見返しのところどころにエメラルドがいます!かわいい…。

シリーズで『エメラルドのさがしもの』もあります。
ぜひ、涼しくなってきた夜にじっくり読んでみてください^^

#えがしらみちこのおすすめ絵本

『あのねあのね』(あかね書房)

2018年5月21日配本。作・絵:えがしらみちこ、編集:榎一憲、デザイン:こがしわかおり(Pagoda-House

おむかえの じてんしゃで
きょうのできごと はなします
うれしいことも たのしいことも
ちょっとしっぱいしちゃったことも
あのね あのね!

絵本の舞台は自宅のある三島の街がモデル。
白滝公園や三島大社や商店街のお店など。
かわいいなぁとか好きだなーって思う風景を描きました。

—–
第3回未来屋えほん大賞に『あのねあのね』が、第8位に入賞しました!
あかね書房の編集者さんと一緒に、ああでもないこうでもないと手探りで作った絵本なので、感慨深いです。
選んでくださったみなさん、ありがとうございます!

【第3回 未来屋えほん大賞 入賞作品】
大賞 『なまえのないねこ』 竹下 史子/文・町田 尚子/絵(小峰書店)
2位 『それしか ないわけ ないでしょう』 ヨシタケシンスケ(白泉社)
3位 『むれ』 ひろた あきら(KADOKAWA)
4位 『ぼくのばしょなのに』 刀根 里衣(NHK出版)
5位 『たべものやさんしりとりたいかいかいさいします』 シゲタサヤカ(白泉社)
6位 『うみのごちそうしろくま』 柴田 ケイコ(PHP研究所)
7位 『へいわとせんそう』 たにかわ しゅんたろう/ぶん Noritake/え(ブロンズ新社)
8位 『あのねあのね』 えがしら みちこ(あかね書房)
9位 『ともだちタワー』 ケルスティン・シェーネ/文・絵 佐藤 淑子/訳(パイインターナショナル)
10位 『どっせい!ねこまたずもう』 石黒 亜矢子(ポプラ社)

詳細は未来屋書店のホームページをご確認ください

Scroll to top