『おかあさんのいのり』(武鹿悦子 /えがしらみちこ /岩崎書店)
今日は長崎原爆投下から75年。
私たちの祖父母は長崎で被爆していました。
もしそのときにどちらかが亡くなっていたら、私はここにいないのだな…と思うと、命のつながりを感じずにはいられません。
この絵本は2015年刊行なので、私はまだ母ではないときにはじめて読みました。そのときでも戦争の恐ろしさや母の気持ちが十分に伝わってきたのですが、実際に母になって改めて手に取ると、読みながら涙がこぼれました。
自分の子どもたちが戦争に行くことを想像するだけでも辛すぎます。
そんなことが起こらないよう、いつまでも平和が続くように、考え、子どもたちにも伝えていかなければならないと強く思いました。