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静岡県三島市の絵本専門店えほんやさん

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【開催報告】3/11(土)開催 「障がいってなぁに?」トークイベント

3月11日(土)
竹山美奈子さんとえがしらみちこさんをおむかえして
トークイベントを開催しました。
テーマは「障がいってなぁに?-知ることからはじめよう-」

そもそもなぜ障害についてなのか…といいますと。

3月21日は「世界ダウン症の日」
日本ダウン症協会は3月を「ダウン症啓発月間」としています。

また4月2日は「世界自閉症啓発デー」
(日本では4月2日〜8日は「発達障害啓発週間」です。)
どちらも国連が決めた国際デーです。

絵本『あいちゃんのひみつ』のあいちゃんはダウン症をもつ子が主人公。
『すずちゃんののうみそ』のすずちゃんは自閉症スペクトラム(ASD)をもつ子が主人公。
3・4月にこの2冊にスポットをあて「障害」について考えるきっかけになればと思っています。

なにごとも、なにか始めるにはそれについて「知る」ところから!というわけで、
今回の「障がいってなあに?」というテーマとなりました。
えほんやさん初のリアル+オンラインでの開催となりました。

まず、ダウン症の感覚体験として、軍手をして折り紙を折ってみます。
ダウン症を持つ方は、手が動かしにくい。
指先、手先が器用に動くのは、大きい筋肉がしっかりしてこそ。
筋肉のハリが弱く、体幹がぐらつき体の安定が難しいのだとか。

軍手をすると指先がうまく使えない…
ふだん私たちがなにげなくしている小さなことは、実は体全体を使っていること。
そしてそれが障害を持つ人にとって難しいことを体感しました。

絵本『あいちゃんのひみつ』『すずちゃんののうみそ』の読み聞かせをしていただき、
この2冊の絵本の制作エピソードもお話いただきました。

プロジェクターにえがしらさんと竹山さんが作成した資料を投影しながらすすめたトーク。
・障害の歴史
・障害者の定義とは」
 (※身体障害者手帳などを持っている人はどんな障害があるのか、またどのくらいいるのか。)
・わたしたちと障害者の方の関わり
・障害のある人の進路
・障害者アートなの活動 など…

障害を考えた時にまずでてくる疑問をわかりやすく解説。
竹山美奈子さんご自身の経験も踏まえて
「もしかすると子どもに障害があるかも…?」から、
どういう支援ありやどんな環境かなど具体的にお話しがありました。

特に日本では「障害者に関わったことがない人が51%」という数字には驚きました。
他の国と比べるとダントツに高い。
そもそも関わるきっかけがなければ「知ろう」という発想にもなりにくく、
「知らない」ことは「なんとなくこわい」になり… さらに関わらなくなるというループ。
「ノーマライゼーション」…一般化しつつあるといわれているには
まだ遠い現状なのだなぁと感じます。

ご参加の皆さまからいただいたアンケートにもありましたが、
「障がいとはなにか」をテーマにお話を聞きながら
むしろ「普通」とはなにか…と疑問がでてきます。
障害者=不幸 なのだろうか?とこのトークイベント中なんども考えるタイミングがありました。
幸せって「普通」の中に入ることなんだっけ…。

すずちゃん(竹山さんの娘さん)をみていると「楽しそうだな」と感じます。
先日お会いしたあいちゃんも元気いっぱいで、かわいいをかたまりにしたような女の子でした。

すずちゃんやあいちゃんが楽しそうにするそばにはいつも家族のサポートがあり
たくさんの方が二人を見守っていて「幸せ」があるのだろうと思います。
同時に、この二人はまわりの人たちを幸せにしているようにも感じます。

「幸せ」とか「楽しそう」とか、実際にはそんなにやわらかくて
簡単なことではないのだろうと思います。
ですが、このトークイベントをききながら、シンプルに、たくさんの方が
障害者の現状を知り、自分にできることをちょっとできたら…その数が多ければ多いほど、
障害がある人もない人も区別がなくなり、どちらが「不幸」という感覚もなくなるのでは…。
子どもも、大人も、お年寄りも、障害があってもなくてもだれもが、
全員「生きやすい」にならないかしら…と理想を想像しました。

というのも、今回のイベントにはリアル参加で小・中学生も来てくださったのですが
イベント終了後に書いていただいたアンケートには
「障害のある人とおはなしするにはどうしたらいいですか?」

遠回りのない、直球。
社会をよくする…という感覚より先に「しゃべりたい」「どうすればいい?」という
すぐそばまできて「ねぇねぇ」と肩をポンポンと触るようなフランクさ。
この感覚で、構えず「知りたいから知っていく」のがいいなぁと思ったのです。

小さい頃から、自分も含め「いろいろな人」がいることを知るのが経験。
今回のイベントをきっかけにまず大人が障害のことを知り、
子どもと一緒に考える時間を作れたらよいなと思います。

とはいえ普段からあまり障害のある方に接する機会がない時には
絵本(本)が障害を知るきっかけにもなります。

イベント中に紹介した絵本もいくつかあり、
えほんやさんの店頭にもございますのでぜひ手に取ってみてください。

引き続き『あいちゃんのひみつ』の原画を
3/26(日)まで展示しますので
、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。


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【アーカイブ動画販売】
竹山美奈子×えがしらみちこトークイベント「障がいってなあに?」
のアーカイブ動画の販売を、えほんやさんのオンラインショップで開始しました。

■販売期間  2023年4月9日(日)まで

■視聴期間  2023年4月16日(日)まで

■販売価格  ¥1,100-(税込)


こちらはダウンロード販売です。
決済完了後にお送りする「えほんやさんshop」からの「ご注文確認メール(自動配信)」から
「アーカイブ視聴チケット」のPDFをダウンロードしてください。

【サイン入り絵本】
・『あいちゃんのひみつ』竹山美奈子さん・えがしらみちこさんダブルサイン入り。


・『すずちゃんののうみそ』竹山美奈子さんサイン入り。

どちらも店頭・オンラインショップにてお取り扱いございます。

『あいちゃんのひみつ』原画展開催 3/3(金)~3/26(日)

【絵本原画展開催のお知らせ】

3月3日より
絵本『あいちゃんのひみつ』原画展が始まります。
会期 3月3日(金)〜3月26日(日)まで。

『あいちゃんのひみつ』(岩崎書店)
取材・文 竹山美奈子 絵 えがしらみちこ 監修 玉井邦夫 

あいちゃんはダウン症を持つ女の子です。
小学校4年生の時に、3年生まで通っていた特別支援学校から
地元の普通小学校に通うことになりました。

この絵本はあいちゃんのママが
4年生の生徒さんへあてた手紙というかたちで書かれています。

「ダウン症」にはどんな特徴があるのか。
あいちゃんは何が好きで、得意で、時間がかかることはなにか。
学校ではどんな生活なのか、まわりの子とどんな風に関わっているのか…

まさに「あいちゃんのひみつ」を紐解きながら、
「しょうがいってなあに?」「ダウンしょうってなあに?」
という疑問に絵本の中でとても丁寧にやさしい言葉でこたえています。

■3月21日は「世界ダウン症の日」
ダウン症のある⼈たちがその⼈らしく、安⼼して暮らしていけるよう、
世界中で啓発イベントが⾏われます。
3月は「ダウン症啓発月間」
まずは知るところからはじめましょう!

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【トークイベント開催】
3月11日(土)16:00〜 
竹山美奈子さん×えがしらみちこさんトークイベント
 障がいってなぁに?-知ることからはじめよう-

絵本を通して、障がいや違いに触れ
「ふつうってなんだろう?」
「少数派っていけないの?」と、考えるきっかけづくりのイベントです。

本やお子さまに関わることのある方、
障がいについて知ってみたいなと思った方、
あたたかいイベントにしたいなと思っています。
ぜひご参加くださいね。

お申し込みはえほんやさんオンラインショップにて。
店舗にきていただくリアル参加とオンライン参加をお選びいただけます。
※イベント終了後、お申し込みの方全員にアーカイブ動画をお送りいたします。
▼お申し込み・詳細はこちらからご覧いただけます

ご不明な点はお気軽にお問合せください♪

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【サイン入り絵本】
・『あいちゃんのひみつ』竹山美奈子さん・えがしらみちこさんダブルサイン入り。


・『すずちゃんののうみそ』竹山美奈子さんサイン入り。

どちらも店頭・オンラインショップにてお取り扱いございます。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

「予約優先制」での営業をしております。
ゆっくり原画をみて、絵本をお選びいただけますのでぜひご利用くださいませ。


▼こちらより「ご来店予約フォーム」へおすすみください。
https://airrsv.net/ehonyasan/calendar

ご予約なしでもご覧いただけます。
前に予約のお客様がいらっしゃる場合は
すこしお待ちいただく場合もございます。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せくださいませ。

3月のスケジュール

日差しの暖かい日がおおくなってきた三島です。
富士山がキリッとみえるここ最近。



さて、3月のスケジュールです。
3月はいよいよ『あいちゃんのひみつ』
(取材・文 竹山美奈子/絵 えがしらみちこ/岩崎書店)の原画展を開催します。

3月は「ダウン症啓発月間」、3月21日は「世界ダウン症の日」です。
ダウン症のある方たちがその⼈らしく、安⼼して暮らしていけるよう、
世界中で啓発イベントが⾏われます。

まずは知るところからはじめましょう!
著者のお二人をおむかえしてトークイベントも開催します。

絵本を通して、障がいや違いに触れ
「ふつうってなんだろう?」
「少数派っていけないの?」
と、考えるきっかけづくりのイベントです。

【トークイベント開催】
3月11日(土)16:00〜 
竹山美奈子さん×えがしらみちこさんトークイベント
 障がいってなぁに?-知ることからはじめよう-

【お申込方法】
お申し込みはえほんやさんオンラインショップにて。
こちらはリアル(店舗開催)+ オンラインイベントです。
※お申し込みの方全員にアーカイブ動画をお送りいたします。


▼お申し込み・詳細はこちらからご覧いただけます

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◆3月11日(土)は12時ごろから、
えがしらみちこさんが在店します。

店舗のご予約受付は12時まで。それ以降の時間は直接ご来店ください。
お店が小さいため、いちどの入店人数が少人数になるようにしております。
状況によってはお待ちいただく場合もございます。
ご了承くださいませ。


※3/11はトークイベント設営のため14:00にお店をいちどクローズします。
イベントにご参加の方は15:30より再入店いただけます。

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通常は「予約優先制」での営業となります。
ゆっくり原画をみて、絵本をお選びいただけますので
ぜひご利用くださいませ。


↓こちらのURLからご予約をお願いいたします。
https://airrsv.net/ehonyasan/calendar

ご予約なしでもご覧いただけます。
前に予約のお客様がいらっしゃる場合は
すこしお待ちいただく場合もございます。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せくださいませ。

『いちごハウスのおくりもの』パネル展終了しました。

2月3日の商店街で豆まきをしたあの日からスタートしたパネル展。
本日終了いたしました。

村中李衣さんのお話とえがしらみちこさんの絵で
描かれた「いちごハウス」の家族のストーリー。

パネル展でも家族の1年と、いちごが育っていく様子を
追ってみることができました。
絵本はめくってストーリーが展開しますが、
貼られた絵を順にみてお話を読むというのは斬新。

きっとみにきてくださったお客さまも
いつもとちょっとちがう絵本体験になったのではないでしょうか。
たくさんの方にご来店いただきましてありがとうございます!

それにしても「いちご人気」の凄さを感じた1ヶ月でもありました。
「いちご好きなんです。」となんど、聞いたことか!
いちごが旬の時期にパネル展をみて、皆さんの気分も「いちご一色」
になったようです。
「いちごが大好きだもんね 絵本読んでみようね。」という
会話を何度もお店で聞きました。

「いちご狩りしてきました!」という方も多くて、
実体験と絵本と繋がっていくのも子どもたちにとって大きな経験ですよね。
わたくしも来年はいちごを狩りたい…。

そしていちごが主役の絵本や、いちご柄のグッズもいろいろ手に取っていただきました。
贈り物に選ばれることも多くて、可愛くておいしい最強果実(や、やさい?)ですね。

パネル展終了後も『いちごハウスのおくりもの』のサイン本や
いちごのグッズなどはお取り扱いございますので、
オンラインショップや店頭でお選びください!

村中李衣さん、えがしらみちこさんには
かわいいダブルサイン本をご用意いただきました。
ありがとうございました。

パネルを準備してくださって、SNS等でたくさん告知をしてくださった
世界文化社さまにもお礼申し上げます。

今回えほんやさんには来れず…の皆さまも、
このあとも『いちごハウスのおくりもの』のパネル展を
どこかでみる機会があるかもしれません。
お楽しみに♪

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さて、えほんやさんの3月の原画展は…
『あいちゃんのひみつ』(岩崎書店)
竹山美奈子さんとえがしらみちこさんの絵本です。
3/11(土)にはお二人でのトークイベントもあるので
ぜひそちらもご参加くださいませ。

それではまた、えほんやさんでお待ちしております(ほ)

3月11日(土)開催トークイベント 「障がいってなぁに?-知ることからはじめよう-」

同じってうれしい 違うって楽しい

でも、「どうして違うの」って

子どもたちに聞かれた時

我が子に聞かれた時

困ったことはありませんか?

絵本を通して、障がいや違いに触れ
「ふつうってなんだろう?」
「少数派っていけないの?」
と、
考えるきっかけづくりのイベントです。

本やお子さまに関わることのある方、
障がいについて知ってみたいなと思った方、
あたたかいイベントにしたいなと思っています。
ぜひご参加くださいね。

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【イベント詳細】
竹山美奈子さん×えがしらみちこさんトークイベント
こちらのイベントは店舗にて開催し、オンラインにて同時配信いたします。

日時:3.11(土) 16:00-17:30(会場15:30)
リアル参加定員:10名

料金 | 2,200-(リアル参加・オンライン参加共に同じ料金になります)
★イベント後、アーカイブ動画をご参加の方全員に送らせていただきます。

会場 | えほんやさん店舗・えほんやさんzoom
〒411-0858 静岡県三島市中央町4-10
電話 055-900-1052
   
・リアル参加の方
14:00-15:00は設営のため、お店をいちどクローズします。
15:30からご入店可能になりますので、ご協力よろしくお願いいたします。
お車の方は、近隣の有料駐車場をご利用ください。
(1H 200円 土日祝最大800円 / 24台収容可)

・オンライン参加の方
イベント開催3日前(8日水)にzoomのアドレスを送らせていただきます。
イベント開催時は、自由に入室退出されてください。
お申し込みの方全員に【アーカイブ動画】を送らせていただきます。
当日ご参加が難しい方は、こちらをご視聴ください。

▼お申し込み・詳細はこちらからご覧いただけます

ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せくださいませ。

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【お知らせ】
えほんやさんでは2023年3月3日より
『あいちゃんのひみつ』 原画展を開催します。
会期:2023 年 3月 3 日(金) ~ 3月 26 日(日)
………………………………………………………

【竹山美奈子さんProfile】
大阪府堺市出身。中学生の時に静岡県三島市に移住。静岡大学教育学部小学校教員養成課程を卒業後、教育系の出版社で、中高生とその保護者向けの情報誌の企画・編集・ライティング・ブックデザイン、プロモーション、人事、広報に携わる。重度知的障害を伴う自閉症のある娘、鈴乃ちゃんが就学する際に退職。2016年3月、紙芝居『すずちゃんののうみそ』を自費出版。2018年1月に岩崎書店より同名の絵本を出版。

【えがしらみちこさんProfile】
絵本作家。 1978年 福岡生まれ。静岡県三島市在住。 熊本大学教育学部卒業。主な作品として、『あめふりさんぽ』『はるかぜさんぽ』(講談社 / 全国学校図書館協議会選定図書)、『なきごえバス』(白泉社)『あなたのことがだいすき』(KADOKAWA)など。
『せんそうしない』(文・谷川俊太郎 / 講談社)の絵を担当。また、雑誌や教科書などの挿絵も手がけている。 現在、静岡県三島市にある絵本専門店「えほんやさん」代表も務めている。

2月のスケジュール

早いもので来週からは2月がスタート!
つい先日年が明けたと思っていたのに(^^;;

さて、2月のスケジュールです。

2月は『いちごハウスのおくりもの』(中村李衣/えがしらみちこ/世界文化社)のパネル展を開催します。

静岡県は、いちごの名産地で、日本で第5位の生産量を誇っています。
その品種は、章姫や紅ほっぺ、きらぴ香など、耳にしたことがあるのではないでしょうか?

こちらの絵本を制作する際、えがしらさんはいちご農家さんへ取材に行っていたのです!
今はいちご狩りもピークなので、いちご狩りとパネル展、同時に楽しんでいただけると嬉しいです^^

2/3は節分で、暦の上では春ですね!
寒さと暖かさが混在するこの季節、体調に気をつけながら過ごしてまいりましょう!

引き続き、「予約優先制」での営業となります。
↓こちらのURLからご予約をお願いいたします。
https://airrsv.net/ehonyasan/calendar

1月13日(金)【開催報告】株式会社スマイルリンクさま(3園合同)研修会

1月13日(金)19時より
株式会社スマイルリンクさま(3園合同)研修会を行いました。

いつもえほんやさんの前をかわいい園児さんが先生と手を繋いで
ゆっくりゆっくりおさんぽしているのを目を細くしてみておりましたら、
保育園の先生より「絵本の研修会をしていただけませんか?」とご依頼をいただきました!

秋頃にいただいたこのお話し。

そして先日、ひろこ店長とほんだと園にうかがって「わいわい!」と研修会をさせていただきました。
先生方の研修会なので、私が「楽しかった〜!」といってよいのかわかりませんが、
先生方の眼差しと溢れ出るエネルギーに圧倒されつつ、とにかく笑っていた90分でした。

内容は、まず絵本の歴史をチラリ。
えほんやさんの選書の基準と想いをお伝えして、
メインには子どもの発達と絵本の関係をお話ししながら
同時に絵本紹介。
基本的な読み聞かせの仕方、
そして「なきごえバス」をつくってみよう工作タイム。

初めてのことで時間配分が読めず、盛った感!

最後の工作があまり時間がなくなってしまったのですが
さすが保育園の先生方。プロですね… はやい うまい。
その作っているときの先生方のいきいきしている様子が、みていて本当に嬉しかった時間。
子どもたちがあの「なきごえバス」をみたらきっとよろこぶだろうなぁ。

この研修会をする前に、先生方とどんなお話しをしましょうかと打ち合わせをしました。
(3つの園の合同研修会でした。)
その際に「こんなことをききたいのですが…」と20個ほど事前に質問をいただいていました。
しかもその質問に対して、自分達なりに考えてあります。と
すでにそれぞれの園の中で話し合って答えをだしている状態で、
さらに違う立場の考えも取り入れようとするその熱心さに感激。

ひろこ店長とそれぞれの質問についてなんども話しあい
「自分達の考え方」を伝えられたら…と準備をしました。
先生方の研修会ではありましたが、
自分達が「絵本」に向き合うことができた大変貴重な機会だったと思います。

今回の内容ですこしでも園で実践できることがあったり、
先生の今後の活動に役立つことがあれば嬉しいです。

今回は、夜の研修で皆さん仕事終わりに集まってくださったのに、
熱心にきいてくださって、終わった後は
「さっそく来週からやってみよう!」と先生同士で話し合ったりしていて
ここに通う園児さんはなんて幸せだろう… 今からでもここの子供になりたいと思いました!

子どもにどんな絵本を読んだらいいのか… とか、
「絵本て、読んだ方がいいのかな」と疑問をお持ちのお母さん、お父さんが
先生のところへいらしたら「こんな絵本はどうでしょう?」とか
「普段の社会生活だけではできない経験を絵本でしますよ!」とお伝えいただけたらと思います!

株式会社スマイルリンク
こころね保育園さま・ひだまり保育園さま・むすびの保育園さま
この度は研修会のご依頼ありがとうございました。

作ってくださった「なきごえバス」と一緒に記念撮影。
「1+1は〜?」と声がかかっていて久々にダブルピースをしました…。

保育や教育に関わる方はもちろん、あらゆる立場の方が
「絵本のよいところ」を知り、子供に伝えることができたら、
よりたくさんの子どもたちが自分の世界を広げられますよね。
えほんやさんも皆さまと一緒に「絵本」に関わっていけたらと考えています。

えほやんさんでは今後も研修会などにご協力できたらと思います。
ぜひご相談くださいませ。
また、図書購入などのご相談も承りますので,
メール、電話にてお気軽にご連絡くださいませ。

e-mail ehonyasan@gmail.com
TEL 055-900-1052

【開催報告】1月14日(土)もりといずみさんトークイベント

【開催報告】
絵本『おすしのえほん へい おまち!』(講談社)
原画展記念
もりといずみさんのトークイベントを開催しました。


もりといずみさんが「こうして、こうして…」と細かく説明しながら
バレンでぎゅうぎゅうとして、紙をゆっくりめくると…
そこにはあのクリームパンが!
脳に直接くるような感動。これが版画!

固唾をのんでみていた全員から「うわぁ〜」と声が出て、
ふたことめは「おいしそう〜〜」と
パンが焼きあがったような臨場感があった瞬間でした。

1/14、土曜日。
もりといずみさんをお迎えして、昼間はギャラリートークをしながらの
サイン・撮影会をしてくださり、夕方にトークイベントを開催しました。

16時スタートで1時間予定でしたが、トークが盛り上がってすこし延長の90分。
ご本人からしか伺えない貴重なお話しが盛りだくさん。
しかも、ふだん彦坂有紀さん・もりといずみさんと一緒に絵本を作っていらっしゃる
講談社の編集者の方も交えて豪華なクロストークとなりました!

まずは1分ほどの映像をみて「版画」とは…とお話しを聞いた後に、
実際に版画の実演をしてくだいました!
それが先ほどのクリームパン。

クリームパンを彫った版木に色を塗り、その上に紙を置き、
バレンで(けっこう強めに)ぎゅうと押し、
いったん紙を外して、版木に色を塗り、また紙を置く…
という風に塗り、刷りを重ねて8回やったものが、
実際の『パンどうぞ』のクリームパンの絵なんだそうです。
途中塗った絵具を拭いたりもして、あの絶妙なグラデーションはそうなっていたのか!と合点。
(実演で使った板木はワークショップ用のもの)

編集の方いわく、あのパンの版画を初めて見た時、
「食べて欲しい!」と思ったそう。
文章で「どうぞ」と書いていなくても、すでに差しだす想いが溢れている。
絵本にしたら絶対子供たちが喜ぶと感じたそうです。

実際もりとさんが読み聞かせでパンどうぞのページをひらくと、
子供たちが絵をつかみにきますとのこと。
「絵に力があるのです」と。
そうでしょうね… 今すぐひとくち食べたい!と大人でも衝動に駆られます。

その「絵の力」がありながら、おすしのえほんでは、さらに工夫が… 工夫というか
お話しを伺いながら、もはや研磨するような作業だなと感じました。

絵に関しては、すしをどうしたら私たちが目でみたままの姿のまま表現できるか。
「おいしそう」という感覚はどこからくるのかを見極めるために
すしの特徴を観察して分解するのだそうです。 
なんとなくわかるようなわからないような…。

さらに子どもがこの絵本を体験するために、相手がいるようにする。
「〇〇くださ〜い」「へい おまち!」とやりとりができるように。
役割を分担するためにフォントまでこだわっているのです。
手元に絵本がある方はぜひみていただきたいのすが、
「へい おまち!」のフォント。この絵本のために作られたものなのです。

もりとさんがこんな感じ…とまず書いて、
それをデザイナーさんに渡しながら、この寿司屋はこんな店のイメージ。
こんな感じの板さんがいて…とイメージを言葉で伝えてフォントを作るのだそうです。
そこまでするんだ…。
だからすんなりここは「へい おまち!」という場面だとわかるのですね。

元々の絵の力を最大限に引き上げてできあがった絵本。
子どもたちの前で絵本をめくっていちど「くださ〜い」「へいおまち!」を読んだら もう。
次からは「へい おまち!」は子どものセリフです。
なんてシンプルで、洗練されたつくりでしょうねぇ。

なんと「紙芝居」もしてくださったのです!(紙芝居は非売品)

彦坂有紀さんともりといずみさんのおふたりのものづくりの
丁寧さもさることながら、今回のようにトークイベントやワークショップなどで
「伝える」ということも大切にされている姿が印象的です。
今回のトークイベントも「僕、すごく楽しみにしているんです」と
ずっと前から気にかけて準備をしてださいました。

本当はもっといろんなことをお話ししてくださったのですが、
書ききれないのでどこかですこしづつご紹介できたら!

彦坂さんともりとさんの、絵本や
他のお仕事もいろいろ並行して進んでいる様子…
今後の作品も楽しみですね。

皆さまが楽しそうに絵を見たり、お話しをしたり聞いたりして、
幸せな時間を共有しているなぁと久しぶりのリアル(オンラインでない)イベントを
堪能できた1日でした。

ご来店くださった皆さま、トークイベントにご参加くださった皆さま、
もりといずみさま、彦坂有紀さま、講談社さま
ありがとうございました。

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【サイン本】
彦坂木版工房さんの絵本へもりといずみさんがサインを入れてくださいました。
えほんやさん店頭、オンラインショップにてお取り扱いございます。

「おすしのマスキングテープ」や「サーモンキーホルダー」
などのグッズもございます♪


1月のスケジュール

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

【ご注意いただきたいお日にち】
1/8(日) 14:00close
1/14(土) 予約ができるのは午前中のみとなります。→詳細は下記にて

現在開催中の『おすしのえほん へいおまち!』原画展に合わせて、1/14(土)に作者のもりといずみさんが在店してくださいます。
1/14(土)の午後は、通常の来店予約制ではなく、整理券を配布し、店内の人数を制限しながらのご案内となります。
30分を目安にお客様の入れ替えをいたします。
(※整理券は開店の10:00からお配りいたします。)

何かご不明な点がございましたらえほんやさんへお問合せください。

1/14(土)以外のお日にちは、通常通り「予約優先制」での営業となります。
https://airrsv.net/ehonyasan/calendar

こちらの「来店予約フォーム」からご予約ください。

絵本原画展『おすしのえほん へい おまち!』1月1日(日)〜1月29日(日)

絵本原画展 『おすしのえほん へい おまち!』(彦坂有紀/講談社)を開催します。

■開催期間:1月1日(日)〜29日(日)
■場所:えほんやさん(木曜日定休)

まぐろ、サーモン、いくらなどのみんなが大好きなおすしが
「へい おまち!」と次々登場する楽しい絵本。

その「おすし」を描いた原画をみていただける大変貴重な機会です。

作者の彦坂有紀さんともりといずみさんは、「彦坂木版工房」の
木版画家と図案家(彫りも担当)で、手掛けてる絵本(これまでに10冊)は共著で
全て木版画なのです。

食べ物がモチーフなことが多く、今までの絵本作品も
『パンどうぞ』や『のりものクッキー』などふわっとしたり、パリッとした感覚を
木版画で表現されています。

今回は初のお米系。
しかもすしは生もの。
どうやって表現されているのでしょうか… 気になりますよね。
ぜひ実物をその目でご覧になってくださいませ!

今回は、彦坂木版工房さまがお求めいただける原画を若干数準備してくださいましたので
そちらもぜひお楽しみに。
こちらは店頭でのみ販売いたします。

えほんやさんでは、サイン本、画集、マスキングテープやキーホルダーなどのグッズ、
おすしのポスターも販売いたします。

【サイン本】
えほんやさんにて、数量限定でお取り扱い致します。

『おすしのえほん へい おまち!』などこちらからご覧いただけます。
※品切の場合もございます。ご了承くださいませ。

「彦坂木版工房グッズ」

新年最初の原画展は、1/1(日)より。
みなさまのご来店お待ちしております!


……………………………………

【お知らせ】
1 月 14 日(土)13:00~15:00
もりといずみさんが在店してくださいます!

※お店が小さいため一度にたくさんの方がご入店できません。
開店時より整理券をお配りして、30分ほどでお客さまの入れ替えをいたします。
状況により変更になる場合もございます。

そのため、1/14の午後に限り、
「ご予約」を承りませんのでご了承くださいませ。
恐れいりますが、直接ご来店をお待ちしております。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

SNS

店舗情報

〒411-0858 静岡県三島市中央町4-10
電話:055-900-1052
mail:ehonyasan.ega@gmail.com
営業時間:10:00~17:30
定休日:毎週木曜日
↓臨時休業させていただく場合もあります。カレンダーをご確認ください。
https://twitter.com/ehonya_san

【アクセス】
JR東海道新幹線、東海道線「三島駅」から徒歩約10分
伊豆箱根鉄道「三島広小路駅」から徒歩約7分。「三島田町駅」から徒歩約5分
(駐車場がございませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。)

代表のえがしらみちこは絵本制作のすきま時間にお店にくるため、在店スケジュールは予測不能です。

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