現在えほんやさんで展覧会開催中の『I Am a Little』シリーズの作者である、
オオノ・マユミさんにお越しいただいて、7/15(土)にトークイベントを開催しました!^^
ボローニャブックフェア&絵本原画展
絵本の出版について
配色について
今回は、この3つの柱でお話しを伺いましたよ〜。
ボローニャのこと
まずは、オオノさんが今年参加された、ボローニャブックフェアについて、
写真を交えながら、お話しをうかがいました。
こちらのブックフェア、正式名称は
「ボローニャ児童書見本市(Bologna Children’s Book Fair)」で、
唯一の児童書専門の見本市だそうです。
「ブックフェアはボローニャが一番楽しいですよ、会場の雰囲気も良くて」と、
口をそろえて言うのを耳にしてきました。
と書いている記事をweb上で見つけるぐらい楽しい雰囲気のようで、
オオノさんのご準備くださったお写真からも
会場内のエネルギッシュな様子が現れていました!
ボローニャブックフェアでは
「絵本に関するすべてを全力で応援する 温かさや優しさ」
が溢れているそうです。
そんなブックフェアに携わるみなさんに対するリスペクトや、
応援していただいてありがたい!という思いが、
オオノさんのお話しの端々から感じられました。
絵本の出版のこと
受賞後、海外で出版されたオオノさん。
どのような経緯で出版に至ったのか、
ブックフェアでどのようなことが行われているのか、
本当に細かく教えていただきました。
個人的に海外旅行は、不安がいっぱいと思ってしまうので…
お一人で参加されたんですか?
通訳さんはどうやって手配したんですか?
など、海外旅行の初歩で、
あまりブックフェアには関係ないような質問もさせていただいたのですが、
「私の場合は…」と、オオノさんのご経験をとても丁寧に、ご説明くださいました。
色遣いのこと
オオノさんのイラストは、みてわかるとおり、配色がとても美しくて
1つの絵の中に、たくさんの色が使われているにもかかわらず、とてもまとまりがいい!
だから、見ていて、目が気持ちいい〜!
まったくゴチャつきがなく、何の違和感も感じずに
すべてを自然と受け入れることができませんか?
そんな配色は、センスなのか、それともコツがあるのか!?
コツがあるのであれば、教えてほしい〜!!!
と、そのあたりも質問させていただき、
なるほど納得なアドバイスもいただきました。
(気になる方は、後日販売するアーカイブ動画をごらんくださいね^^)
あっという間の90分
スライドや質問を交えながら、
気づけばあっという間に90分が経っていました。
オオノさんは、1つの質問に対して、
非常に丁寧にお答えくださっていました。
伝える際のニュアンスや雰囲気が合っているかどうかを
ご自身の中で探しながら、
ぴったりの言葉をチョイスして
表現しているのがとてもよく伝わってきて、
オオノさんのお人柄が溢れるトークイベントとなりました。
今までイベント名として知っていた「ボローニャ国際絵本原画展」が、
オオノさんにご説明いただくことでとても魅力的に感じ、
その空気に触れてみたい!と、私にとっての憧れの地になりました!!
しかし、イタリアに行くには少しハードルが…という方(もちろん私も。笑)は、
現在開催中の
「板橋区立美術館 2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001737/4001741.html
はいかがでしょう?^^
原画展中は、トークイベントなども開催されるようです!
板橋のあとは、関西方面にも巡回するようなので、
関西方面にお住まいの方は、そちらでもご覧いただけますね。
オオノ・マユミさんの絵本展@えほんやさん は、
7/30(日)までに開催となります。
夏休みに三島近郊へお越しの方は、
オオノさんの絵を生で見にお立ち寄りください!
最後に…
オオノ・マユミさん、トークイベントにご参加のみなさん、
楽しい時間をありがとうございました。
みなさんと とても温かい雰囲気が溢れる時間を共有できて、幸せでした!
またみなさんと何かでご一緒できる時間をもてたら嬉しいです。