【開催報告】1月14日(土)もりといずみさんトークイベント

【開催報告】
絵本『おすしのえほん へい おまち!』(講談社)
原画展記念
もりといずみさんのトークイベントを開催しました。


もりといずみさんが「こうして、こうして…」と細かく説明しながら
バレンでぎゅうぎゅうとして、紙をゆっくりめくると…
そこにはあのクリームパンが!
脳に直接くるような感動。これが版画!

固唾をのんでみていた全員から「うわぁ〜」と声が出て、
ふたことめは「おいしそう〜〜」と
パンが焼きあがったような臨場感があった瞬間でした。

1/14、土曜日。
もりといずみさんをお迎えして、昼間はギャラリートークをしながらの
サイン・撮影会をしてくださり、夕方にトークイベントを開催しました。

16時スタートで1時間予定でしたが、トークが盛り上がってすこし延長の90分。
ご本人からしか伺えない貴重なお話しが盛りだくさん。
しかも、ふだん彦坂有紀さん・もりといずみさんと一緒に絵本を作っていらっしゃる
講談社の編集者の方も交えて豪華なクロストークとなりました!

まずは1分ほどの映像をみて「版画」とは…とお話しを聞いた後に、
実際に版画の実演をしてくだいました!
それが先ほどのクリームパン。

クリームパンを彫った版木に色を塗り、その上に紙を置き、
バレンで(けっこう強めに)ぎゅうと押し、
いったん紙を外して、版木に色を塗り、また紙を置く…
という風に塗り、刷りを重ねて8回やったものが、
実際の『パンどうぞ』のクリームパンの絵なんだそうです。
途中塗った絵具を拭いたりもして、あの絶妙なグラデーションはそうなっていたのか!と合点。
(実演で使った板木はワークショップ用のもの)

編集の方いわく、あのパンの版画を初めて見た時、
「食べて欲しい!」と思ったそう。
文章で「どうぞ」と書いていなくても、すでに差しだす想いが溢れている。
絵本にしたら絶対子供たちが喜ぶと感じたそうです。

実際もりとさんが読み聞かせでパンどうぞのページをひらくと、
子供たちが絵をつかみにきますとのこと。
「絵に力があるのです」と。
そうでしょうね… 今すぐひとくち食べたい!と大人でも衝動に駆られます。

その「絵の力」がありながら、おすしのえほんでは、さらに工夫が… 工夫というか
お話しを伺いながら、もはや研磨するような作業だなと感じました。

絵に関しては、すしをどうしたら私たちが目でみたままの姿のまま表現できるか。
「おいしそう」という感覚はどこからくるのかを見極めるために
すしの特徴を観察して分解するのだそうです。 
なんとなくわかるようなわからないような…。

さらに子どもがこの絵本を体験するために、相手がいるようにする。
「〇〇くださ〜い」「へい おまち!」とやりとりができるように。
役割を分担するためにフォントまでこだわっているのです。
手元に絵本がある方はぜひみていただきたいのすが、
「へい おまち!」のフォント。この絵本のために作られたものなのです。

もりとさんがこんな感じ…とまず書いて、
それをデザイナーさんに渡しながら、この寿司屋はこんな店のイメージ。
こんな感じの板さんがいて…とイメージを言葉で伝えてフォントを作るのだそうです。
そこまでするんだ…。
だからすんなりここは「へい おまち!」という場面だとわかるのですね。

元々の絵の力を最大限に引き上げてできあがった絵本。
子どもたちの前で絵本をめくっていちど「くださ〜い」「へいおまち!」を読んだら もう。
次からは「へい おまち!」は子どものセリフです。
なんてシンプルで、洗練されたつくりでしょうねぇ。

なんと「紙芝居」もしてくださったのです!(紙芝居は非売品)

彦坂有紀さんともりといずみさんのおふたりのものづくりの
丁寧さもさることながら、今回のようにトークイベントやワークショップなどで
「伝える」ということも大切にされている姿が印象的です。
今回のトークイベントも「僕、すごく楽しみにしているんです」と
ずっと前から気にかけて準備をしてださいました。

本当はもっといろんなことをお話ししてくださったのですが、
書ききれないのでどこかですこしづつご紹介できたら!

彦坂さんともりとさんの、絵本や
他のお仕事もいろいろ並行して進んでいる様子…
今後の作品も楽しみですね。

皆さまが楽しそうに絵を見たり、お話しをしたり聞いたりして、
幸せな時間を共有しているなぁと久しぶりのリアル(オンラインでない)イベントを
堪能できた1日でした。

ご来店くださった皆さま、トークイベントにご参加くださった皆さま、
もりといずみさま、彦坂有紀さま、講談社さま
ありがとうございました。

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【サイン本】
彦坂木版工房さんの絵本へもりといずみさんがサインを入れてくださいました。
えほんやさん店頭、オンラインショップにてお取り扱いございます。

「おすしのマスキングテープ」や「サーモンキーホルダー」
などのグッズもございます♪


1月のスケジュール

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

【ご注意いただきたいお日にち】
1/8(日) 14:00close
1/14(土) 予約ができるのは午前中のみとなります。→詳細は下記にて

現在開催中の『おすしのえほん へいおまち!』原画展に合わせて、1/14(土)に作者のもりといずみさんが在店してくださいます。
1/14(土)の午後は、通常の来店予約制ではなく、整理券を配布し、店内の人数を制限しながらのご案内となります。
30分を目安にお客様の入れ替えをいたします。
(※整理券は開店の10:00からお配りいたします。)

何かご不明な点がございましたらえほんやさんへお問合せください。

1/14(土)以外のお日にちは、通常通り「予約優先制」での営業となります。
https://airrsv.net/ehonyasan/calendar

こちらの「来店予約フォーム」からご予約ください。

絵本原画展『おすしのえほん へい おまち!』1月1日(日)〜1月29日(日)

絵本原画展 『おすしのえほん へい おまち!』(彦坂有紀/講談社)を開催します。

■開催期間:1月1日(日)〜29日(日)
■場所:えほんやさん(木曜日定休)

まぐろ、サーモン、いくらなどのみんなが大好きなおすしが
「へい おまち!」と次々登場する楽しい絵本。

その「おすし」を描いた原画をみていただける大変貴重な機会です。

作者の彦坂有紀さんともりといずみさんは、「彦坂木版工房」の
木版画家と図案家(彫りも担当)で、手掛けてる絵本(これまでに10冊)は共著で
全て木版画なのです。

食べ物がモチーフなことが多く、今までの絵本作品も
『パンどうぞ』や『のりものクッキー』などふわっとしたり、パリッとした感覚を
木版画で表現されています。

今回は初のお米系。
しかもすしは生もの。
どうやって表現されているのでしょうか… 気になりますよね。
ぜひ実物をその目でご覧になってくださいませ!

今回は、彦坂木版工房さまがお求めいただける原画を若干数準備してくださいましたので
そちらもぜひお楽しみに。
こちらは店頭でのみ販売いたします。

えほんやさんでは、サイン本、画集、マスキングテープやキーホルダーなどのグッズ、
おすしのポスターも販売いたします。

【サイン本】
えほんやさんにて、数量限定でお取り扱い致します。

『おすしのえほん へい おまち!』などこちらからご覧いただけます。
※品切の場合もございます。ご了承くださいませ。

「彦坂木版工房グッズ」

新年最初の原画展は、1/1(日)より。
みなさまのご来店お待ちしております!


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【お知らせ】
1 月 14 日(土)13:00~15:00
もりといずみさんが在店してくださいます!

※お店が小さいため一度にたくさんの方がご入店できません。
開店時より整理券をお配りして、30分ほどでお客さまの入れ替えをいたします。
状況により変更になる場合もございます。

そのため、1/14の午後に限り、
「ご予約」を承りませんのでご了承くださいませ。
恐れいりますが、直接ご来店をお待ちしております。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

【開催報告】たすき帖とえほん ことはじめ講座

こんにちは、店長ひろこです。

先日、たすき帖ファシリテーターになってはじめての「たすき帖とえほん ことはじめ」を開催しました。
今回は、えほんやさんから徒歩3分の「コソダテの学校3919」の2階をお借りしました。

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みなさん、「たすき帖」ってご存知ですか?
はじめて名前を聞く方も多いかもしれません。
ざっくり言うと「妊娠中から20才までの育児日記+伝えたいこと」を1冊にまとめたもの。

後半の「伝えたいこと」では、それぞれの家庭で大事にしていることや、親としての自分の想い、秘伝のレシピなど書くことができます。
その伝えたいことを次の世代にたすきのように受け渡すというイメージで「たすき帖」という名前がついています。

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今回は、たすき帖の「書き方」や「できた経緯」の説明を。
その後、まずは今日みんなでたすき帖を書いてみよう!という流れでした。
参加者のみなさんには新品のたすき帖に一筆入れてもらう…と思っていたのですが、
(新品では、そのまま大事にしまいこんでしまうかもしれないですもんね〜)
お子さんといっしょにご参加いただいて落ち着いて書くことができなかったですね…。
みなさんたすき帖ではなく、レジュメに書いていました(笑)

ちょっとここは、私の反省ポイントでした。
何か次回はもう少しいい方法を考えたいと思います。

今回ご参加のみなさん、レジュメに書いたことをできるだけ早くたすき帖に写してくださいね!(人間は忘れる生き物ですから!)

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(参加者のみなさんの声)
3日坊主にならないか、バタバタ育児のなか書けるか心配しながら参加しましたが、不安も解消されました。(11ヶ月女の子ママ)

*みんなの夢や大切なことをシェアできて、書きたいことの幅が広がった。(6ヶ月男の子ママ)

子どもに手渡す前提だからこそ書けること、伝えられることがあると感じた。(6ヶ月男の子ママ)

*子育ての振り返りができて、娘への愛おしい気持ちが増しました!(一歳8カ月女の子ママ)
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今回は私もはじめての講座で、やや…いや、かなり緊張していました。
でも、私以上になぜか本田さんが緊張していたかも(笑)

でも、3919のアットホームな雰囲気と、
参加者のみなさんの明るく楽しそうな雰囲気に助けられ、
無事に講座を終えることができました。
私も、ホッと一安心。

私もお話することで、我が子の小さい頃のことを思い出すいい機会になりました。
日々のことって、「当たり前」と思いすぎていて、産まれてきてくれたときの感動などをすっかり忘れてしまっていますよね。
でもたすき帖を書くたびに、前のページを見返したりすると成長(子どもはもちろん、自分も!)していることに気付き、毎日の「当たり前」が愛おしくて感謝したくなるものに変わります。

成長を振り返るキッカケになるたすき帖、今後も続けていきたいと思います。

今回ご参加くださったみなさん、
ママといっしょに参加してくれた小さいみなさん、
3919のちえさん、スタッフのみなさん、
ありがとうございました^^

(ひろこ)

12/4(日)開催 アトリエにじここ×えほんやさん「絵本×お絵かき」ワークショップ -クリスマスリースをつくろう-

アトリエにじここのともよ先生×えほんやさん
冬のコラボワークショップを開催します!

8月に開催した夏のワークショップは「すきな海を描こう」でした!
さて、今回はクリスマスに向けて
世界に一つだけのクリスマスリースを作りましょう。

正方形の木製パネルにまるく色をつけたものをお送りします。
そこに葉っぱをお絵かきしたり、ウッドチップやポンポン、
木のみや小枝をボンドで貼って、キラキラしたものをちりばめてみたり。
自分だけのオリジナルリースパネルを制作しましょう!

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【イベント詳細】
■日時:12月4日(日)
【午前の部】 10:30~12:00
【午後の部】 14:00~15:30
※それぞれ定員10名
【アーカイブ枠】
※25名限定

■参加費:4,500円(税込/キット,送料含む)
■対象:4歳以上
■場所:オンライン開催(えほんやさんzoom)
※お申し込みの皆様全員に、アーカイブ動画を配信いたします。

【お申込み方法】
■11月4日(金)10:00~
えほんやさんオンラインショップにて受付いたします。
※当日午前10時までショップ内に表示が出ませんのでご承知おきくださいませ。
※午前・午後・アーカイブ枠、それぞれのお申込みページがありますので
お間違いのないようにお願いいたします。
※リアルタイム開催の午前・午後それぞれ定員に10名に達し次第締切となります。
※お支払い方法はクレジット決済のみで承ります。

▼お申込はえほんやさんオンラインショップよりお願いいたします。


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【アトリエにじここ ともよ先生プロフィール】
🎄アトリエにじここ・ともよ先生
ご自宅にて小さな子どもお絵描き教室「アトリエにじここ」を主宰。

絵本原画展 『クリスマスのおとしもの』(えがしらみちこ/講談社)を開催します。

■開催期間:11月4日(金)〜12月25日(日)

■場所:えほんやさん(木曜日定休)

えがしらみちこさん初のクリスマスの絵本ができました!
まっしろなゆきの中、あおいバケツがおちています。
「おとしもの おとしもの
あおいバケツは だれのかな?」

するときいろいてぶくろの子が手をあげています。
「はーい ぼくのだよ」

おとしものの持ち主たちを探していくと、
「クリスマス」に出会います。
もちろん白いおひげのあの人にも!

えがしらさんの描くクリスマスの絵本。
絵本出版を記念しまして、日本で一番早く!
『クリスマスのおとしもの』の原画展を開催いたします。

えがしらみちこさんの描く、実際の絵をぜひ見にいらしてください。
絵本の色と見比べたり、「絵」だけでみると違うところがみえて、新たな発見があったりするかも♪

※会期の途中で絵の入れ替えをいたします。

【サイン本】
絵本『クリスマスのおとしもの』サイン本を
店頭、オンラインショップにてお取り扱いいたします。

https://ehonyasan.shop-pro.jp/?pid=170851903

11/13(日)開催 出版記念イベント「パネルシアターで遊ぼう」

小沢かづとさん×makechan工房さん×えがしらみちこさんのお三方が制作に関わった
『CD-R0M付き すぐに使える!かんたん、かわいい!パネルシアター』(ナツメ社)の
出版記念してトークイベント&実演イベントを開催します。
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【イベント詳細】

日時:11月13日(日)
10:00〜11:30
参加費:3,520円(書籍代,税込み)
イベントのみのご参加は、2,200円(税込み)
場所:えほんやさんzoom
・イベント開催3日前にzoomアドレスをお送りいたします。
・ご参加の方みなさんにアーカイブ動画もお送りします。
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「パネルシアターてなあに」というところからトークし、
実演もみせてくださるとか!
3人で作ることになったウラ話もあり?楽しい会になりそうです♪
初めてパネルシアターに触れる方大歓迎!
makechan工房さんがおっしゃるには、
「初めてパネルシアターに挑戦する方が、できる!楽しい!となる本だから!」とのこと。

そしてもちろん現在も現場で活躍中の教育関係の皆さまにも
ご参加いただきたいです!
ぜひ書籍をお手元におきながら
お三方のトークを楽しみましょう!
Zoom開催なので、どこからでもご参加いただけます!

お申し込みは「えほんやさんオンラインショップ」にて。
今回お申し込みいただいた皆さまへ
『すぐに使える!かんたん、かわいい!パネルシアター』に
小沢かづとさん、makechan工房さん、えがしらみちこさん3人の
サインを入れてお送りいたします。

ちなみに、パネルシアターをいますぐ作りたい方は、
「Pペーパー」をご用意いただくほうが良いと思います!
オンラインショップにてPペーパー付きセットもお取り扱いあります。
▼お申込はこちらからお願いいたします。

【小沢かづとさん、makechan工房さんプロフィール】

皆さまのご参加お待ちしております!

11/11(金)開催【たすき帖とえほんことはじめ】

「たすき帖」ってご存知ですか?

シンプルにいうと
「子どもに伝えたいメッセージを書くノート」

毎日書くのでなくときどきでよいので
お子さんが20歳になるまですこしづつ綴っていく。
大事なのは、その時、何があって何を感じたのか…
忘れないために書いておくこと。記録と想いを残すものなのです。
そしてお子さんが20歳を迎えた時や家を出る時、
結婚した時など節目で「あなたに。」と渡します。

ノートは前半と後半に分かれていて、前半は成長の記録。
後半は子どもに伝えておきたいこと。
自分が大事にしたことを整理する項目があります。

そんな「たすき帖」を、一緒にかいていみませんか?
「たすき帖講座ファシリテーター」のえほんやさんひろこ店長に
書き方のコツをききつつ、絵本のお話しもしましょう!

【イベント詳細】
〈リアル開催〉
たすき帖とえほん ことはじめ
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∵∴

日程:2022.11.11(金)
時間:10:00~11:30
場所:コソダテの学校3919
〒411-0853 
静岡県三島市大社町18-45
参加費:2,500円(たすき帖1冊+1ドリンク込)
※たすき帖をすでにお持ちの方は、参加費1,000円(税込)となります。

■申込方法
えほんやさんオンラインショップにてお申込受付中です。
お支払いは当日開催場所にて。
たすき帖は当日お渡しします。

こちらのイベントにつきまして、
ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
メール: ehonyasan.ega@gmail.com
電話:055-900-1052

【イベント詳細】
■日時:11月11日(金)
10:00〜11:30
■参加費:2,500円(たすき帖1冊,ドリンク込み)
※たすき帖をお持ちの方は1,000円(ドリンク代込み)
▼お申込はこちらからお願いいたします。

10/30(日)開催【えほん哲学カフェ|『ことばのかたち』】

夏にせわしなく動いていた脳と体が、秋になるとなぜかすこしトーンダウン。
本でも開いて物想いにふけりたい…という気分になるのはなんでしょうね。
そんなみなさまにぴったりの企画です。

えほんやさんの人気オンラインイベント「えほん哲学カフェ」を10/30(日)に開催します!
6回目となる今回のテーマ絵本は『ことばのかたち』。

『ことばのかたち』(作 おーなり由子/講談社)

おーなり由子さんの描く「ことば」の絵本です。
ナビゲーターは岡山のてつがくやさん・松川えりさんです。


松川さんよりみなさまへ。

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もしも話すことばが目に見えたら、あなたのことばはどんなかたち?
大きくてやわらかい? 小さくてかわいい? 針のようにとがってる?
かたちが見えたらうれしいのは、どんなことば?
愛のことば? 忠告のことば? 誰かを守るためのことば?
ことばにかたちがないから救われることもあるのでしょうか?

『ことばのかたち』を通して、ことばを紡ぎながら考えてみましょう。
ーーーーー

「えほん哲学カフェ」は、皆で読み、
語り合うことで1冊の絵本を深く読みときます。
ひとりでは気づかない、新しい読み方や考え方に出会えるかもしれません。

絵本を事前に読んでじっくりと考えてからでも、
直前に目を通してインスピレーションでも、どんな風にご参加いただいてもOKです。
なお、本がお手元にあった方がお話しやすいと思います。

こちらのイベントはオンラインで開催します。
基本的には顔をだしていただいて(お名前は自由にかえてください!)
参加者の皆さまと絵本の内容や、思ったことなどを語り合います。

「初めて!」の方、大歓迎でございます。
いつもご参加くださる皆さまも、ぜひ今回も熱く、ゆるく語りましょう。
みなさまのご参加をお待ちしております♪

ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せくださいませ。

【イベント詳細】
■日時:10月30日(日)
10:00〜12:00
■定員:10名
■参加費:2,200円(イベント参加費,税込)
3,935円(絵本付き,イベント参加費,送料,税込)
※オンライン(zoom)にて開催いたします。
▼お申込はこちらからお願いいたします。

ナビゲーターの てつがくやさん ・松川えりさんはこんな方です。

1979年、大阪府枚方市生まれ。
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程 単位取得退学。
学生時代より哲学カフェの活動を始め、2005年、大阪大学臨床哲学研究室のメンバーを中心に、哲学対話を実践・サポートする団体カフェフィロを設立。2014年4月より2016年3月まで代表を務める。
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任研究員を経て、フリーランスのてつがくやさん(哲学プラクティショナー)に。
岡山を拠点に、カフェ、公民館、福祉施設、病院、学校などで哲学カフェや対話ワークショップの企画・進行を行う。共著として、『哲学カフェのつくりかた』(大阪大学出版会)、『この世界のしくみ 子どもの哲学2』(毎日新聞出版)など。毎日小学生新聞にて、「てつがくカフェ」連載中。

【終了いたしました】えがしらみちこミニ原画抽選受付いたします

えがしらみちこの描き下ろしミニ原画の抽選を行います。

〈お申し込みから抽選までのスケジュール〉
申込期間:8月15日(月)10:00〜18日(木)17:00
抽選日:8月19日(金)
※ご当選については8月19日から順次、当選者の方にのみ、ご連絡させていただきます。

こちらのページは画像のみの掲載となります。
こちらで画像をご確認いただき、
抽選は、メルマガに掲載されているフォームよりお申込みください。
※こちらの記事にコメントしていただいても、抽選応募にはなりません。
当店のメルマガ登録をしている方が優先となります。

絵本原画展『きかせてあなたのきもち』8月3日(水)〜28日(日)

絵本『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』
(文 長瀬正子 絵 momo  ひだまり舎)

会期:8/3(水)〜28(日)まで

2020年4月に、国連子どもの権利委員会は
コロナ下における子どもの権利に焦点をあてた声明をだしました。
子どもの権利に配慮したコロナ対応をとるよう各国に求めたもの。

その内容をわかりやすい言葉にかえ、
さらに子ども自らが権利について触れられるように「絵本」の形にしたのが、
著者 長瀬正子さん、絵を担当したmomoさん。
さらには編集者さん、出版社さん、たくさんの方が関わって、
『きかせてあなたのきもち』という絵本として出版されました。

「あなたのきもちをきかせて」とはどういうことでしょう?

子どもの権利は大きく以下の4つに分けられていています。

・生きる権利
・育つ権利
・まもられる権利
・参加する権利

つまり子どもはだれでも、
ひとりひとり大切にされる権利があります。
子どもに「今、どんな気持ち?」ときいてそのこたえによって、
嬉しそうであれば権利が守られているし、ツラそうであればなにかしら
守られていない権利があるのかも。まわりの大人はもう一度見直すことができます。

とはいえ、子どもが自分の気持ちを「こうだよ」と
サラリと表現できるかというとそうでもないですよね。言葉は難しい。

そこでこの絵本は絵がふんだんに描かれて、10個のやさしい問いからできています。
「なにをしているときが最高の気分?」とか
「好きな食べ物はなに?」とか。
子どもたちは絵本に描いてある絵を見ながら自由に話していいし、付録についているワークブックに
その時の気分の色を塗ったりしてもいいのです。

長瀬さんは「気持ち」と「権利」はつながっているといいます。
子どもの権利を考えるには、まず子どもの気持ちをきくところから!

もしかしすると「〈権利〉を絵本でみるのは初めて」という方も多いのではないでしょうか?
ぜひこの機会に絵本を手元においてお子さんと話してみてください。
そしてぜひえほんやさんへ原画をみにいらしてください。
絵本のなかでみた絵がここにあります。

その時ぜひいろいろお話ししましょう!
皆様と学んでいきたいと思います。
また、ご来店いただいた皆さまには
「きょうのごきぶんは?」を聞くかもしれません。
もし気分がのったら教えてください♪

ご不明な点がございましたら
お気軽にご連絡くださいませ。

 

現在えほんやさんは【予約制】にて営業しております。

お店が小さいため、1度にたくさんの方が一緒にご入店することがむずかしいので、
お客さまに安心してゆっくり本や雑貨をみていただきたく、ご予約を承ります。

【ご予約方法】

▼こちかから「ご来店予約フォーム」へおすすみください。

https://airrsv.net/ehonyasan/calendar

ご来店のご希望日時の枠をタップして
「予約内容の確認」→「予約する」へおすすみください。
次のページでお名前などを入力してご予約となります。

お電話でも承ります。
TEL:055-900-1052
「今からいきます」でも結構です。
お気軽にご確認くださませ。

『きかせてあなたのきもち』
【著者紹介】

開催報告|えほん哲学カフェ『ひばりに』

7/30(土) 暑い夏の日の午前中に
「えほん哲学カフェ」をテーマ絵本『ひばりに』
(内田麟太郎 詩 うえだまこと 絵 アリス館)
で開催いたしました!
ご参加くださった皆さまありがとうございます。

今回もナビゲーターの松川さんより
「えほん哲学カフェ」を楽しむコツなど、
いくつか教えていただきながらスタート。
まずzoom開催ですので、
皆さんに「カフェの中で呼び合うので、お名前をお好きなものに変えてください」とお声かけしたら、
それぞれ個性的なお名前にかわって、そこから楽しい♪好きな有名人の名前にしたり、
その時だけはいつもと違う自分感、いいですね。

そして「モヤモヤをヒントに」と松川さんから。
テーマ絵本がありますが、
必ずしも「大好き」な絵本である
とは限りませんよね。「ここがひっかかる…」とか、
ネガティブなことでなくても「なぜだろう?」と疑問に思うこともあると思います。
それをカフェの中で「そう思った」と発言したり、
そこから自分の思考を発展させたり。
それを聞いた他の方も「ははぁなるほど」と改めて考え直したりします。
松川さん曰く、そこに意味があるから
モヤモヤするのであって、何も感じてなければスルーしているはず。とのこと。
モヤモヤ大事。

そんなわけで今回はテーマ絵本『ひばりに』。
この絵本で「えほん哲学カフェ」をしたいと思ったのは、
詩と絵の関係がとてもよくて、ページをめくるたびに絵に言葉の想いがのっていく感覚が好きなことと、
この「やさしさのありかた」を今、この時期に皆さんと共有したいという本田の個人的にな想いもありました。

ご参加のみなさんからまずひとことずつ
おはなしを聞きましたが、
その時点でアプローチの仕方がそれぞれにまったく違う!
当たり前ですが、そこに人がいるだけの「読み方」がありますね。

絵本全体の内容のことはもちろん、
絵の部分のこと、場面の意味、絵の色のこと、
たとえば「なわとび」「植物」「風景」「わたげ」…
言葉のこと、
たとえば「ぼく」とは?「かぜ」とは?「よろこび」とは?「なぜ、ひばり?」
とここでは書ききれないほど多彩に話がでてきました。

本田が個人的に印象に残ったのは絵本の「色」のこと。
まったく意識していなくて、その話がでた時にちょっと驚いて、そのあとからずっと考えていて、
じつは今も考えていること。

なぜその色か…もそうですが、
なによりなぜ自分がひとりで読んでいる時に「色」に意識がいかなかったのかが自分で気になる…。
いわれてみたらすごく特徴的なことなのに。

これはもしかしたら、参加してくださった皆さんがそれぞれに別の部分でそういうところがあるのかもしれません。

なかなかおひとりおひとりに聞く時間がなく、
掘り下げたい!ここ!というところもたくさんあるのですが、時間に限りが…。
でも全部話しきってしまうより
「気になったまま」家(自分の意識)に持ち帰ってモヤモヤさせるのがいいのかもしれません。

カフェの最中にも「前はこう感じていたけど、今みなさんの話を聞いていたらこう思うかも」と
自分で読んでいたときとはまた違う感覚になった。と
なんども話がでました。

また、ご自分の経験をもとにその感情と、
絵本で感じたものを合わせてのお話しもあり、
この絵本の「誰」に共感して読むのかも皆さまそれぞれに違うようでした。

「ひばり」になりたい。という感覚の方もいて、なるほどなぁ!と。

これから生きている間に寄り添う側も、
寄り添われる側もいづれか経験するかもしれませんが、この絵本を皆さまと読んだことでその前とは違う意識でいられそうです。

さて、そんなわけで2時間で話が終わらない!と
毎度思いますが、その前の「絵本を読む」ところから
ものすごく濃い時間です。

絵本を真ん中に置き、皆さんと共通のものを通して、
ぜんぜん別の話をしてまた絵本に戻ってくるというなかなかない体験。
えほん哲学カフェ、おもしろいです。
未体験の方はぜひ、次回一緒に絵本を読みましょう!

本田

追伸
『ひばりに』えほんやさんでお取り扱いございますので、ぜひ一度読んでみてくださいませ!
https://ehonyasan.shop-pro.jp/?pid=166108402

【7/30(土)開催】えほん哲学カフェ|テーマ絵本『ひばりに』

暑い日が続いていますね。
外に出るのは大変だけど、リフレッシュはしたい!
そんな時には部屋にいながらいつもは使わない部分の頭や心を動かして「運動」しませんか?

えほんやさんの人気イベント「えほん哲学カフェ」を7/30(土)に開催します!
5回目となる今回のテーマ絵本は『ひばりに』。

『ひばりに』(詩 内田麟太郎 絵 うえだまこと/アリス館)

詩の絵本です。
内田麟太郎さんが被災した子どもたちを励ます詩を…という依頼に
「励ます詩はとても書けないけれど、いまのじぶんの気持ちはつたえたくて」
と、東日本の震災があった翌年に雑誌の特集に寄せた詩です。
それから10年後にうえだまことさんが絵を描いて絵本になりました。

絵本の中には「そばにいるよ」と
語りかける静かな時間が流れています。

「えほん哲学カフェ」は、皆で読み、
語り合うことで1冊の絵本を深く読みときます。
他の方のお話が水のように染みて満たされることもあるかもしれません。
深く読みながら自分では気づかない、新しい考え方に出会えてわくわくするかもしれません。
その瞬間でしか味わえない感覚を体験してください。

ナビゲーターは岡山のてつがくやさん・松川えりさんです。

松川さんより、ご参加の皆様へ「問い」をいただきました。
=========
「きみに かける ことばがない」
そんなとき、あなたならどうしますか?

大切な人を励ます言葉が見つからない。
そんな気持ちがかかれた絵本を通して、考えてみませんか?
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さて…どんな話に展開するのでしょうか。

<イベント詳細>
■日時:7/30(土)10:00〜12:00
■参加費:2,200円(←参加費のみ)
■場所:えほんやさんzoomにて

ナビゲーターの てつがくやさん ・松川えりさんはこんな方です。

1979年、大阪府枚方市生まれ。
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程 単位取得退学。
学生時代より哲学カフェの活動を始め、2005年、大阪大学臨床哲学研究室のメンバーを中心に、哲学対話を実践・サポートする団体カフェフィロを設立。2014年4月より2016年3月まで代表を務める。
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任研究員を経て、フリーランスのてつがくやさん(哲学プラクティショナー)に。
岡山を拠点に、カフェ、公民館、福祉施設、病院、学校などで哲学カフェや対話ワークショップの企画・進行を行う。共著として、『哲学カフェのつくりかた』(大阪大学出版会)、『この世界のしくみ 子どもの哲学2』(毎日新聞出版)など。毎日小学生新聞にて、「てつがくカフェ」連載中。

絵本原画展「夏がきた」7月1日(金)〜31日(日)

絵本原画展 『夏がきた』(羽尻利門/あすなろ書房)を開催します。

■開催期間:7月1日(金)〜31日(日)
■場所:えほんやさん(木曜日定休)

ーあらすじー
「四国の豊かな自然が、目にしみる!
まぶしい夏の一日をあざやかに切りとった、
躍動感あふれる絵本です。
セミの声、夕立、風鈴……
夏ならではの「音」で、少年の一日をたどります。
そして、ページをめくると目にとびこんでくる、
澄みきった「夏の青」!
風や日差しの強さに心がわきたつ瞬間に、
子ども時代の夏の日がなつかしくよみがえります。
愛するホームタウン徳島県阿南市を舞台に、
羽尻利門が満を持してお贈りする、
初のオリジナル絵本です。」
※あすなろ書房ホームページより

この「青」を見てほしい…!
山の深い緑と青い空、白い雲がわく真っ青な海。
羽尻さんの青をみるとき、意識が懐かしいどこか遠くへ飛んでいくようです。
あんな風にだれかに「あーそーぼー!」といったことがあったような…。

絵の中に登場する彼らが、ほんとうに本の中で日々暮らしているような臨場感。
自分も登場人物となってこの夏を味わってください!

【サイン本】
羽尻利門さんよりご用意いただきました。
えほんやさんにて、数量限定でお取り扱い致します。

『夏がきた』

『神社のえほん』

それでは、7/1(金)より
みなさまのご来店お待ちしております!

……………………………………

7/1より【予約優先制】にて営業いたします。
ゆっくり店内をご覧いただけるお客様はぜひご予約をお待ちしております。
▼ご来店予約フォーム
https://airrsv.net/ehonyasan/calendar

※予約なしでお越しの場合、先にご予約の方がいらっしゃるとすこしお待ちいただく可能性もございます。
ご了承くださいませ。

ご不明な点がございましたら
お気軽にお問い合わせくださいませ。

【7/10開催】第3回吉田進み矢「絵本沼講座」

吉田進み矢さんの「絵本沼講座」、久方ぶりの開催です!
パワポを使ったプレゼン形式で、今回は絵本の歴史について考えていきます。
タイトルはずばり「高度経済成長期を象徴する絵本」です。
めちゃくちゃ濃くてあっという間の90分ですので、
ぜひご参加いただき「絵本沼」にズブズブ沈んでください。

今回の絵本沼のテーマは
『高度経済成長期を象徴する絵本』
過去にご参加されたみなさまを絵本の沼に沈めてきた絵本沼講座。
ひさびさ開催の今回は、昭和の高度経済成長期を象徴するあの絵本がお題です(どの絵本かは事前メールまで内緒です)。
この国は戦後に絵本の近代化が起こり、その中でいろんな進化を遂げていきます。
今回の講座はその中のメインストリームに触れることができる内容ですので、ぜひご参加ください!

    【イベント詳細】
    ■日時:7月10日(日)
    10:00〜11:30
    ■参加費:2,200円
    ■形式:えほんやさんでのオンライン講座(ネット環境でのパソコン、タブレット、スマホなどでの参加)
    ■内容:PowerPointを使ったプレゼン形式の絵本評論です。

    ▼お申し込みはこちらからお願いします

    絵本沼をまだご存じない方は、ぜひこちらの動画をご覧になってみてください。
    なんとなく、講座の雰囲気がつかめるかもしれません。

    ▼「「絵本沼」って、こんな感じ」動画(YouTube)


      【吉田進み矢(よしだすすみや)Profile】
      絵本評論、絵本史研究家。
      出版業界生活27年、その間会社は6つ、ずっと児童書・絵本担当。
      絵本を読んで考察する愉しさを、パワポを使ったプレゼン形式で伝える「絵本沼」講座を日本各地で開催。
      参加された方からは「絵本の見方が変わった」との感想多数。ブログは「絵本沼」で検索。
      https://ameblo.jp/yoshidasusumiya/

柊有花さんワークショップ|「絵とことばを描こう」

えほんやさんで開催中の柊有花さん個展『あなたに 咲く庭』の関連イベントとして、作者の柊有花さんをお招きし、オンラインワークショップを行います。

好きな画材で柊さんの描いたモチーフに着彩し、そこに「ことば」を添えるワークショップです。

【イベント詳細】
日時:6月19日(日)10:00〜11:30
参加費:3,500円(税込)
場所:えほんやさんzoom
(Zoomのリンクは、開催当日の2日前を目安にお送りいたします。)

▼お申込はこちらからお願いいたします。

◆モチーフは後日郵送いたします。
現在、柊さんがモチーフを作成してくださっています。
そちらが届きましたら郵送にてお申込みの皆さまへお送りいたします。
(参加費は送料込みの金額です)

◆画材をお手元にご準備ください。
(色鉛筆や絵の具、筆、ペン、コピック… なんでもOKです)

【柊有花Profile】
感覚を形に
見えないものを描くイラストレーター
「見えないものを形にし、誰かに何かを届ける」をモットーに、絵と文章を中心に活動。国内外での展示のほか瀬尾まいこさん『優しい音楽』等の装画、台湾や手紙社イベントビジュアル、紙雑貨、壁掛けなど。

【注意点】
※オンライン会議システムzoomを利用してのイベントです。
※本イベントはインターネット配信のみでの開催です。
※チケット購入はイベント前日までとさせていただきます。ご購入を検討されている方はぜひお早めの購入をよろしくお願いいたします。
※はじめてzoomをご利用いただく場合は、zoomのアプリを事前にダウンロードしていただくことをお勧めいたします。

えほん哲学カフェ開催します!|『ジュリアンはマーメイド』

2、3ヶ月に1度というゆるやかなペースで続けている
こちらの絵本哲学カフェ。
毎回テーマになる絵本を決定し、
松川さんに告知のためにこういうことを考えてみませんか?と提案する
リード文を作成してもらっています。
今回のリード文に、わたしはすごく心掴まれました!

でもまずは、今回のイベント詳細とテーマ絵本の紹介から^^

今回のテーマとなる絵本は
『ジュリアンはマーメイド』(文・絵:ジェシカ・ラブ/訳:横山和江/サウザンブックス)です。

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<イベント詳細>
■日時:5/22(日)10:00〜12:00
■参加費:2,200円(←参加費のみ)
4,430円(←参加費、絵本、送料込み)
■場所:えほんやさんzoomにて
■申し込みは下記URLから、えほんやさんのオンラインショップで決済をお願いします。
https://ehonyasan.shop-pro.jp/?pid=164154346
===

この絵本はこんな内容…

    おばあちゃんと行ったプールの帰り道、ジュリアン少年は地下鉄に乗っていました。
    マーメイドが大好きなジュリアンは、おしゃれなマーメイド姿の女性3人に見とれて、
    おばあちゃんに打ちあけます。
    「ぼく、マーメイドなんだ」。たちまちジュリアンは想像の世界へ入りこみ……
    おばあちゃんに声をかけられ想像の世界からもどったものの、
    ジュリアンは家に帰るなり身近な物をつかってマーメイドに変身します。
    けれど、おばあちゃんには不評のようで、ジュリアンはがっかり。
    「ぼく、マーメイドの格好をしちゃいけないのかな……?」
     ところが、そのまま外へ出ようとおばあちゃんに誘われ、
    おっかなびっくり出かけてみると、さきほど見かけたお姉さんたちをはじめ、
    海の生き物に扮した色鮮やかな人たちのパレードが! そこでジュリアンは……。

そして、今回ナビゲーターの松川えりさんからいただいたリード文がこちら
↓↓↓↓
===
マーメイドが大好きな男の子、ジュリアン。
ある日、いいことを思いついた。
草花で頭を飾って、レースのカーテンを腰に巻いて‥‥‥。
さて、それを見たおばあちゃんの反応は?

ジュリアンの物語から、なりたい自分になるために何が必要か、思い巡らせてみませんか?
===

「なりたい自分になるために何が必要か」
このひと言を目にした瞬間に、心臓がドキンとして、
“なりたい自分”について、もっと明確に考えたい!と思ったのです。

私も、ボンヤリと「こういう自分でありたいな〜(ありたいかもぐらいかな?)」
という思いはあるつもりでいたのですが、
今まで言語化したこともないし、何かに直面したときに、
これが好きとか、この人の考え方に共感するとか、
そんな曖昧な線引きで軸を持っています。

しかし、今回の素敵なリード文に心を鷲掴みにされたので、
今から自分と向き合い、「どうなりたいか」「どうありたいか」を考え、
イベント当日に臨みたいと思っています!
みなさんとお話しするのを、とても楽しみにしています!!!

▼お申し込みはこちらのURLからお願いします。
https://ehonyasan.shop-pro.jp/?pid=164154346

そんな素敵なリード文を作って下さった、
ナビゲーターの てつがくやさん ・松川えりさんはこんな方です。

1979年、大阪府枚方市生まれ。
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程 単位取得退学。
学生時代より哲学カフェの活動を始め、2005年、大阪大学臨床哲学研究室のメンバーを中心に、哲学対話を実践・サポートする団体カフェフィロを設立。2014年4月より2016年3月まで代表を務める。
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任研究員を経て、フリーランスのてつがくやさん(哲学プラクティショナー)に。
岡山を拠点に、カフェ、公民館、福祉施設、病院、学校などで哲学カフェや対話ワークショップの企画・進行を行う。共著として、『哲学カフェのつくりかた』(大阪大学出版会)、『この世界のしくみ 子どもの哲学2』(毎日新聞出版)など。毎日小学生新聞にて、「てつがくカフェ」連載中。

原画展『ありがとう』開催中(〜3/27(日)まで)

3月に入り、各学校が卒業式が執り行われていますね。
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

卒業後の春休み期間は、学校生活の思い出と、新生活への希望で、
寂しい気持ちと、うれしいワクワクとが入り混じっている時期ですね。

しかし、どこにも所属していないふんわりした立場で
少し不安を感じるかもしれません。

そんな状況のときに、この『ありがとう』を手にとって
じっくり自分自身と向き合ってほしいなと思います。

<原画展情報>
■ 会期 ■ 3/4(金)〜3/27(日)
■ 場所 ■ えほんやさん
■ ご注意ください ■
現在えほんやさんはご来店のためにご予約をお願いしております。
大変ご面倒をおかけして申し訳ございません。ご協力、よろしくお願いいたします。
▼ご来店予約フォーム
https://airrsv.net/ehonyasan/calendar

こちらの絵本は、
もともとあった谷川俊太郎さんの「ありがとう」という詩に
えがしらが絵をつけたものです。

えがしら自身が大好きな詩で、この詩の絵本をつくりたかったそうです。
詩だけよむと、”卒業”とは思わない内容なのですが、
こんなに素敵な詩を、おとなになってから出会うのではなく、
もっと若い頃に出会ってほしいという思いから
小学校の卒業の絵を充てたと、えがしらがイベントの中で話してくれました。

確かに詩だけをよむと、もう少しおとなの方向けだと思うのですが、
えがしらの絵が充てられていることで、
小学生でも自分ごととして考えるキッカケになるなぁと
改めて絵本の素晴らしさを知ることができました。

原画展も残すところあと1週間となりました。
お近くにお住まいの方は、原画を見て、その力強さや色遣い、
目に飛び込んでくる鮮やかな色彩を楽しんでほしいと思います。

【2/23(水・祝)開催】えほん哲学カフェ|『ありがとう』

えほんやさんで人気のイベントなっている、えほん哲学カフェを
2月にも開催します。
今回第3回目の開催ですが、すでにこちらのイベントのファンもできて、
次回開催はいつですか?
とお問い合わせをいただくようになってきました。

今回のテーマとなる絵本は
『ありがとう』(谷川俊太郎/えがしらみちこ/講談社)です。

<イベント詳細>
■日時:2/23(水・祝)10:00〜12:00
■参加費:2,200円(←参加費のみ)
4,100円(←参加費、絵本、送料込み)
■場所:えほんやさんzoomにて
■申し込みは下記URLから、えほんやさんのオンラインショップで決済をお願いします。

「哲学する」と考えると、とても難しくて、自分には無理なんじゃないか…
と思う方が多いようです。
でも日々いろいろなことを考え、決断しているみなさんは、
すでに哲学しているのと同じことなのです。

ただ、ひとつひとつの決断の理由を明確にし、
どうしてそう思ったか
を、参加しているみなさんとシェアする。
さらにでてきた”問い”に対して、また考え、シェアする。
それが「哲学する」ということなのだ、というのが
今までのえほん哲学カフェを見てきての私の考えです。

10人いれば、10通りの考え方があっていい。
それを認めるのも、「哲学する」ということになるのだと思います。
みなさんが考えたり、シェアした答えに間違いはないので、ご安心ください^^

もし緊張して話せない…という方は、それもOK。
えほん哲学カフェに「見学」はないのですが、
参加してその場にいるけど「発言しない」というのはOKなのです。

緊張して話せなければ、話さずに、みなさんの考えを聞きながら
自分の中で咀嚼して深めてください。

自分の中で考えるのももちろん大切ですが、
他の方の意見を伺うことで、
自分の考えと微妙な違いを見つけて
大枠は同じ意見だけど、ここは違うな〜
と自分の考えがより研ぎ澄まされていくのがわかります。

そうすることで、自分の大切にしていることが明確化して、
自分のことをよく知ることができます。

気になるんだけど、難しそう…緊張する…という方が
この文章で少しでも参加へのハードルが下がるといいなと思っています!

当日、えほん哲学カフェの場をナビゲートしてくださるのは、
てつがくやさん・松川えりさん。

その松川さんから今回のえほん哲学カフェの
リード文を頂きました。

===
空 ありがとう
お母さん ありがとう
私 ありがとう

あなたが「ありがとう」と言いたくなるのはどんなとき?
その「ありがとう」には、どんな意味があるんだろう?
谷川俊太郎さんの言葉とえがしらみちこさんの絵に触れながら、語り合ってみましょう。
====

えほんやさんで開催した、
第1回えほん哲学カフェについて、
松川さんがブログに書いてくださっています!

自分ひとりでは、考えの淵で止まってしまうことも、
ナビゲートしてくださる方がいることで
どんどん前に進んでいくことができます。
(もちろん進まないこともありますが…笑)

私は、考えることがとても苦手ですが、
毎回とても楽しみにしているイベントです!

▼ご興味のある方はこちらからお申込みください。

次回原画展のご案内|『なわとびょ〜ん』

次回原画展は2/4(金)〜27(日)に、
『なわとびょ〜ん』(シゲリカツヒコ/KADOKAWA)を開催します!

<原画展関連イベント>
絵本作家 シゲリカツヒコさん トークイベント
■2/20(日)10:30~12:00
■参加費:2,200円
■えほんやさんzoomにて
■お申込みは↓こちらから

■サイン本『なわとびょ〜ん』は↓こちらから


ーあらすじー
もうすぐクラス対抗のなわとび大会が開催されます。
なわとびが苦手なケンタは、放課後の練習へ行くのがいやで逃げ出します。
逃げる途中で、帽子の男たちに出会いいろいろな場所で大縄を回すことに…。
行く先々では、なわとびを跳びそうにもないものたちが「はっ!」と
息を合わせて跳ぶのです!

「せーのっ」「はっ!」
と息を合わせて縄を回すケンタと謎の男。
読み聞かせのときにも、タイミングを合わせてページをめくると
その変化にスキッと快感を覚えます。

最後にケンタにはどんな変化が訪れたかは、
絵本を手にとってご確認ください^^

– – – – – –

今回の原画展でも、作者のシゲリカツヒコさんにサイン本をご用意いただきました。

そしてなんと!
出版社さんより、シゲリさんの絵本をご購入くださった方へ、
ぬりえをプレゼントしていただきました!

サイン本に、ぬりえを封入して販売しておりますので、
絵本を読んだ後には、ぬりえもお楽しみくださいね!

トークイベントへのお申込みもお待ちしております。

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