うだる暑さも爽やかに変えてしまうZINE

あ、あつい…。
水を撒いても、撒いたそばから乾いている…。
道路がものすごい熱を帯びているんでしょうね^^;

さて、こんな暑い日は、イラストレーター コバヤシヨシノリ さんのZINE『アバヨーイ 』がおすすめです。
(※ZINEはイラストレーターさんの作品集です)

沖縄本島のさらに東へ360km離れた南大東島の中学3年生をモデルにした絵と漫画が掲載されています。
とっても暑い南の島のことを描いているのに、そこには、とても爽やかな風が吹き抜けているのを感じます。
このZINEを手に取ると、その風が体のなかを吹き抜けて、カラッとした爽快感を味わえます。

こちらのZINEの1ページを切り抜いたポストカードも素敵です。
このポストカードで残暑見舞いをもらうと、こんなに厳しい残暑も心地よく感じられそうですね^^

すぅーっと風が通り抜ける感覚が伝わります

コバヤシさんのnoteもぜひ読んでみてください!
こちらのZINEを制作するまでの経緯や思いが綴られています。

コバヤシヨシノリnote「個展を終えて」
https://note.com/3397671/n/nf15cd6c72da5

こちらの写真、ペルセウス流星群の今にぴったりですよね!!

南大東島ではこんな星空が見えるのでしょうか?

困ってしまう「どうして?」に、こんなに素敵に答えられたら…

『#めをとじてみえるのは』(#マック・バーネット /#イザベル・アルスノー /#まつかわまゆみ /#評論社 )

もうベッドに入って眠る時間。
でも、いろんなことが知りたくてたまらない!

そんな子どもの「どうして?」にパパが優しく答えます。

小さな方たちの質問は、大人が考え付かないような「どうして?」だらけで、答える方が困ってしまいますよね。
この絵本の質問も、すごく困ってしまう質問なのに、パパはとっても素敵な答えを返してくれるんです。

自分だったらこんな風に答えられるかしら…?

カバーを取った表紙も、見返しもどれも素敵なので手にとって見てみてくださいね!

「待つ」大切さを教えてくれます

今日は朝から息子くんがんばりました!✨✨
「ポンポンいたい…」と言って、いつもは隠れてオムツでしちゃうのですが、今日は自分から「トイレ行く!」と…。

じゃ、オシッコだけかなー?と思っていたら、「ウンチしたー!」と😳
本当にトイレで、できてました🙌

突然のことに親の方がびっくり!笑
一歩前進ですが、これからずっとできるわけじゃないですよね。(←と、自分に言い聞かせ…)

大人だって習慣を変えるは大変ですもんね😭
私はすぐ挫折するタイプで、続かないので、よーーくわかっているつもりなんですが、子どものこととなると、ついつい期待しちゃう。

おトイレさんの「おおきくなったら またおいで」の、待つ姿勢って、子どもの成長にとっても大切な要素なんでしょうね😊

その気になるまで、いつまでも待ってくれるおトイレさん。

おトイレさん、今ならサイン本を準備いただいています。

おかあさんのみんなの祈りがつまった絵本

『おかあさんのいのり』(武鹿悦子 /えがしらみちこ /岩崎書店)

今日は長崎原爆投下から75年。
私たちの祖父母は長崎で被爆していました。
もしそのときにどちらかが亡くなっていたら、私はここにいないのだな…と思うと、命のつながりを感じずにはいられません。

この絵本は2015年刊行なので、私はまだ母ではないときにはじめて読みました。そのときでも戦争の恐ろしさや母の気持ちが十分に伝わってきたのですが、実際に母になって改めて手に取ると、読みながら涙がこぼれました。

自分の子どもたちが戦争に行くことを想像するだけでも辛すぎます。
そんなことが起こらないよう、いつまでも平和が続くように、考え、子どもたちにも伝えていかなければならないと強く思いました。

想像力でいろいろなものを見てみましょう

『なにかしら』(きたがわめぐみ/ 赤ちゃんとママ社)
こちらは今パネル展を開催させていただいている『#おまるちゃん』の作者きたがわめぐみさんの絵本。

1つのコップが「なにかしら?」と想像力をふくらませると、いろんなものに見えてきます。

こんな風に、当たり前と思って見てしまいがちなものを想像力を使って考えると世界が大きく広がりますね。

この作品はトークイベントの中でもおはなしした”紙やすり”に描かれています。
よーくみたら、紙やすりの質感も感じられます。
おはなしを楽しみながら、じっくりよくよく見てみてくださね^^

(ひろこ)

トイレも人も「スッキリ」することが大切です

『おトイレさんびょうきになる』
(きたがわめぐみ /教育画劇)

昨日ご紹介した『おトイレさん』の続きのおはなし。
おトイレさんは、今日も森のみんなのおトイレを一気に引き受けます。
でも今日は珍しいうんちや、たっぷりうんちをお世話します。

すると…さすがのおトイレさんもちょっと具合が悪くなってしまいました。
そんなおトイレさんのピンチを救ってくれるのは、かの有名なすっぽん先生!
みんなで応援しながら、おトイレさんの病気を治します。

みんなが出せなくて苦しいのと同じように、おトイレさんも詰まってしまうととっても苦しいようです。
やっぱり「スッキリ」って大切なことなんですね。

トイレを我慢しがちな年齢のとき、この絵本をいっしょに読んでみるのもいいかもしれませんね^^

トイレトレーニングの応援団長!

『おトイレさん』(きたがわめぐみ / 教育画劇)

森に住んでいるトイレの紳士、おトイレさんは、毎日みんなにトイレを使ってもらうと、ダジャレでごあいさつ。(ん?親父ギャグ?)

ある日、まだオムツをつけているキリンの坊やがおトイレさんに「トイレをさせて」とやってきました。
なかなかうまくできないキリンの子を、おトイレさんはお友達のカメたちと応援します!

「トイレは怖くないんだよ」
「トイレでできるとうれしいね」

ということをこの絵本で伝えながら、

いっしょにトイトレをがんばろうね!

と、トレーニングを嫌にならずに楽しくすすめられる仲間としてお迎えしてみてくださいね。

今ならサイン本があります!


(ポストカード付き!※枚数に限りがあります)

トイレ仲間の『おまるちゃん』の記事はこちらから

見つけることができるかな?

『かくれているよ海のなか』
(しゃしん 高久至 /ぶん かんちくたかこ /アリス館)

暑いこんな日は、海の生物を見ながら涼みましょう。

表紙に写っているかわいいこの子。
名前は「イシガキカエルウオ」。
キョトンとした愛らしい表情。カエルなのか魚なのか?お名前もとってもひょうきんですね。
海の中にはたくさんの生物がいます。

周りの石や生物に擬態するように体の形や色が長い年月をかけて変化(進化?)してきたのです。
敵に見つかってしまったら大変ですもんね!
その擬態した生物たちを写真に撮っているのが、こちらの絵本。

綺麗ないろや不思議な形で隠れている生き物を、どこだどこだと探してみませんか?
ヒントはありますが、正解は載っていません。
それは、本当に海で見るときには、正解を教えてもらえないから。
正解に左右されずに、いろんなものを想像を交えながら見てほしいなと思います。

(ひろこ)

とうとうこの日がやってきました…

『セミくんいよいよこんやです』(工藤ノリコ / 教育画劇)

絵本のタイトルから、ワクワクしますね。
「いよいよ」待ちに待ったこの日がやってきます。

セミは7年地中で育って、それから地上に出てくると聞いたことがあります。
7年間生活した家は、いろいろな家具(家具がおしゃれ!)や本やおもちゃなど、生活に必要なものがたくさん。
そんな家とさよならするシーンは、その時間の長さを感じて、私は思わず「ぐっ」ときてしまいました。

地上ではセミくんの「いよいよ」を祝うために、いろんな昆虫たちがパーティを開いてくれます。
パーティの準備では、昆虫たちが自分の特徴を活かした準備をしています。

そんな昆虫たちからの祝福を受け、セミくんは生きる喜びを噛み締めます。
「いきているって うれしいな」
明るい夏にぴったり、小学生、中学生にもぜひ読んでいただきたい絵本です。

さまざまな虫たちの個性がおもしろく描かれているので、絵をじっくりみるのも楽しいです。

(ひろこ)

「まるっとおまかせ!」が合言葉

『おまるちゃん』(きたがわめぐみ / 教育画劇 )

↓今ならポストカード付きサイン本があります(数量限定!)

愛らしいお目めとくちばしで、こちらを見ているおまるちゃん。
表紙だけで「きゅーん」としちゃいます。
(現在えほんやさんでパネル展を開催中!2020/7/17(金)〜8/17(月))

主人公のまーちゃんは、おむつちゃんと仲良しで、おまるちゃんが「おまるはいかが?」と言っても、「いりませーん」。

でも、まーちゃんのオムツが、たっぷんたっぷんになってしまいます。
おむつちゃんがおまるちゃんに助けを求めます!
さぁ、まーちゃんは無事におまるちゃんでおしっこができるのでしょうか!?!?

今まさにトイトレ中の方も多いと思います。
そんなトイトレのお子さんと一緒に楽しんでいただきたい絵本です。

背表紙にもおまるちゃんが!

実はうちの息子もトイトレの真っ最中。

今はおしっこは随分成功するようになってきましたが、うんちはなかなか進みません。
今までずっとオムツをしていたので、すぐにトイレに移行するのは難しいですよね。

保育園の先生に聞いたところ、オムツには異常なほどの安心感があるそうです(笑)
それは安心なところで排泄したいですよね…。

そんな状況の中、息子と一緒に『おまるちゃん』を読みました。
読む前の母の気持ちは「おまるを見たことがない息子にもわかるかなぁ?」という、少しの不安。

でも読み始めると、息子が食い入るように見ているのが、ものすごく伝わってきました。
自分の今の状況と重なるので、半端なく感情移入しているのでしょうね。

いつもだったら、こちらの読むペースに関係なくどんどんページをめくっていったりするのに、ちゃんと聞いてました。
オムツが出てくると「あ、オムツ!」と。
おまるちゃんの登場シーンでは、見たことがないのでスルーでした^^;(これは仕方ない。)

読んだあとの感想としては、母の想像以上に興味を持っていたなぁという感じです。
やっぱり今トイレに移行しようとしている自分と重なっているんでしょうね。
そしておまるに関しては、まったくノータッチでしたが、特に「何これ?」と聞いてくることもなかったので、
「多分トイレっぽいものなんだろう」ぐらいには感じてくれたんじゃないかな?笑

そう言えば子どもは、知らない”ことば”が多いから、
ある程度の年齢までは引っかからずに聞き流せるということを聞いたことがあります。
きっと今回のおまるに関しても、先に書いた”ことば”と同じ感じで聞き流していたんじゃないかなと思います。
知っているオムツとか、おしっこ、うんちなどのことばを組み合わせて、自分なりに理解しているのかなー。

みんな笑顔の背表紙♪

『おまるちゃん』を読んだあと、トイトレは特に変化はありません。
正直、読んだ後にトイトレがスムーズに進むといいなと期待した気持ちがないわけではありません。
でも、『おまるちゃん』の中で、まーちゃんの排泄が成功した場面で、
みんながいっしょになって喜んでくれる姿に自分を投影してくれていたのではないかなと思っています。
トイレを成功するとみんなが喜んでる!
褒めてくれる!嬉しい!
この気持ちになるのが大切なことだと、私は思います。

最近では、自分から「トイレに行く!」と声をかけてくれることが多くなりました。
保育園でも、先生が声をかけるとほぼトイレでできるようになってきているそうです。

パッとオムツが外れる子もいれば、なかなか難しい子も。
でも大人になってもオムツをしている人はいないから、と気楽に考えてトイトレができるといいですね。
トイトレの時間も、振り返ってみるときっとあっという間の出来事なんでしょうね!

作者のきたがわめぐみさんのトークイベントを開催します。
イベントの詳細はこちらからご確認ください。
https://tenkiame.com/ehonyasan/?p=3111

非常に長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました^^

★おまるちゃんのトイレ仲間『おトイレさん』の絵本紹介はこちら

雨の絵本『あめふりさんぽ』

雨の日の絵本をご紹介。
えほんやさんでイチオシの雨の日絵本は、もちろん『#あめふりさんぽ』(#えがしらみちこ / #講談社)。


まずは、この水彩のにじみがとても好き。
表紙の水たまりなんて、最高じゃないですか?
雨粒が窓をうつところも、こうやって表現するのかぁと改めて思いました。
声に出して読むと、リズムのよさで読んでいる方も楽しい気分に。
かたつむりやかえるを覚え始めた子どもも、とても興味津々に読み進めます。

ここからちょっとネタバレ…。
初めて読んだとき、あじさいの屋根のシーンで楽しく「おしまい」かと思っていたんです。
でもそのあとでもうひと展開!
このシーンがまた綺麗なんです。ほぅ〜。うっとり。
雨粒を青だけじゃない色で表現しているのも、綺麗でかわいくて大好き!
見ているとほわぁ〜と、心が明るくなってウキウキしてきます。

雨は年中あるので、季節を選びませんが、今の季節は絶対にイチオシです。

『あめふりさんぽ』のオリジナルグッズもありますよ!




(ひろこ)

1歳になって、できること

ご来店のお客様から、1歳におすすめの絵本のお問い合わせをいただきました。

1歳にオススメの絵本はもちろんたくさんあるのですが、

私がよくオススメするのは、こちらの『あ、あ!』(ねこしおり ぶん/高橋和枝 え/偕成社)です。

というのも、こちらは、1歳になったばかりの息子ができることが満載で、息子と一緒に読むのが本当に楽しい一冊だったのです。

「あ!」と、何かに気づいたときの指差し。
「こんにちは」と聞くと、ペコッとお辞儀。
「ばいばい」と言うと手を振る。

この要素が繰り返し使われる絵本で、高橋和枝さんのあたたかい絵にも癒されます。

1歳で言葉がまだ出ないながらに、いろいろなことができるようになった息子をみて、「わ〜、そんなことができるの!」と毎日感動していたのを思い出します。

2歳半を過ぎた息子も、今では「こんちはー」「ばいばーい」とことばで言うことができるようになりました。
1年半前には、まだ話せなかったんだなぁと、絵本を読むことで息子の成長を感じています。

(ひろこ)

春の訪れは笑顔とともに…

新しく入荷した絵本の紹介です

『3人のママと3つのおべんとう』(クク・スチン 作/斎藤真理子 訳/ブロンズ新社)

3人のママは働いていたり、専業主婦だったり、みんな生活が違います。

子ども達の遠足の日のお弁当の作り方も、みんなそれぞれ。
3人が、春の訪れに気づくタイミングも、みんなそれぞれ。

日々を駆け抜けるすべてのママたちが、春の兆しを見つけるシーンでは、一緒に心が緩み、思わず笑顔になります。

たくさんのママたちに手にとっていただきたい、韓国発の絵本です。

(ひろこ)

いろに興味をもちはじめた息子に買った絵本

我が家の息子(2歳半)は、最近やっとことばが出てくるようになってきました。
毎日言える「色」が1つずつ増えているのです。

これが先日東條知美さんがトークイベントでおっしゃっていた「語彙爆発」なのかな?
本当に1日1語増えるんです!
いや〜、びっくり(笑)

このまでは目に「あか」「あお」しか言えなかったのが、どんどん言えるようになって、
ついに昨日は「ちゃいろ」まで言えるように!!

そんな息子にせっかくだから「色」の絵本を見せたいな、と思い、
まずは『ぼくのいろなあに』(はたこうしろう/ポプラ社)を持ち帰りました。

こぐまのクーとマーがいろんなものとおんなじ色の洋服に着替えて雪の中に遊びにいくおはなし。

はたこうしろうさんの描くクーとマーがとってもかわいいんです。
絵が母のツボ!

今の季節は冬だし、色がたくさん出てくるから、楽しんでくれると思って持ち帰ると…
彼には少し早かったみたいです。
数ページいっしょに読んだら、手を出してきて、そのまま”パタン”。

まだ「あか」「あお」「きいろ」「みどり」などの原色が言えるようになったばかりなので、
「ももいろ」「みずいろ」などが入った本はまだ少し難しかったかな?^^;

ということで、次に『どんないろがすき』(絵 100%ORANGE/フレーベル館)を。


すると、こちらは歌を知っていたので、とても楽しみながら読んでいました。
自分でも歌いながら(歌っているのかは怪しいけど、首を振ってノリノリな様子。笑)、ページをめくっていました。

しかも、「あか」のページに自分の大好きな消防車が出てくると、
「うーかんかん!(彼の中で消防車の意味です。)」と言って、
大好きな『のりものずかん』(成美堂出版)を引っ張り出して
見比べながら満足そうに「うーかんかん」と言いながら図鑑もみていました^^

図鑑って、こんな感じで使えるんですね!
これも勉強になりました(笑)

『ぼくのいろなあに』も、今の彼にはタイミングが早かっただけで、
もう少し色がわかると楽しめるんだろうな、と思うので、こちらも息子の絵本棚に入れておきます^^
「ももとよくにた ももいろのセーター」や「チョコレートとよくにた こげちゃいろのセーター」など、
身近なもので、子どもでもイメージしやすい例えを使って色のことを書いているんです。


やっと「ちゃいろ」が言えるようになった息子はもう少ししたら楽しめるかな?^^

これからもちょくちょく、タイミングを見計らって読んでみようと思います。
いつから興味をもってくれたか、また報告させてください♪

(ひろこ)

中学1年生への読み聞かせ、初挑戦!

昨日、初めて学校への読書ボランティアに参加させていただきました。
今回は中学1年生への読み聞かせ。

自分の子どもがまだ2歳だし、お店のお客様も大きくて小学校低学年ばかりなので、

中学生って、ちょっとツンとしていて、『読み聞かせなんて面倒臭い』と思うんじゃないか…
と、内心ビクビクしながら伺いました。

でも、実際に行ってみると、みんなしっかり聞く姿勢ができていて、とても静かに聞いてくれました。
中学生だから、もちろん普段私が触れ合っている子どもたちのような反応はありませんけどね(笑)

今回読んだのは、こちらの2冊。
『せかいでいちばんつよい国』(デビッド・マッキー=作/なかがわちひろ=訳/光村教育図書)

『ぐりとぐら』(なかがわりえこ と おおむらゆりこ/福音館書店)

『せかいでいちばんつよい国』は、”つよさ”とは何か?を考えてもらいたくて選びました。
”力=つよさ”と考えてしまいがちですが、果たしてそうなのか?
今回は中学1年生に向けてだったので、中学校に入って環境が変わった今だからこそ、何か感じ取ってもらえたら…と思いました。

『ぐりとぐら』は、今はもうみんなが読み聞かせしてもらうことがないだろうから、とあえて選んでみました。
読む前に、「読んだことがある人?」と聞いてみたら、クラスのほぼ全員が手を上げていました。
さすがロングセラーの絵本ですね^^

2冊目ということもあり、読み手の私にも余裕が出て、少しだけみんなの反応を見ることができました。
もちろん、笑ったり、声を出したりするような大きな反応はありません。

でもやっぱり知っている本、懐かしいおはなし、ということで1冊目よりも『ぐりとぐら』の方がみんな身を乗り出して聞いてくれている感じがしました。(私が感じただけなので、本当のところはどうかわかりませんが^^)

いつも店頭で赤ちゃんへの絵本を選ばれるお手伝いをするときに、
「赤ちゃんは”繰り返し”が好きなんですよ〜。」
とお話ししています。

”繰り返し”は、もうすでに知っていることだから、すごく安心するんです。
赤ちゃんは、刺激よりも安心を好みます。

『ぐりとぐら』の方がみんな嬉しそうに聞いてくれていた(気がした)のは、昔読んでもらったことがあるから”安心”して聞けたからかな?^^

この本を読みます、と『ぐりとぐら』出したとき、まさかこんなに幼い子向けの絵本を持ってくるとは思っていなかったので、先生が笑っていらっしゃいました(笑)
そうですよね。
中学生への読み聞かせ、というと、やっぱりメッセージ性の強いものをみなさん選びますもんね〜。
今回は純粋に楽しんで、懐かしい気持ちになってもらえていたら嬉しいな。

(ひろこ)

まるで映画をみているよう『そらとぶでんしゃ』

『そらとぶでんしゃ』(講談社)2015/10/7
作・絵 アンマサコ

秋雨が続き、お家で遊ぶ時間が増えてくる季節ですね。
自由な想像の世界に浸りたい時、こちらの絵本がオススメです。

工作大好きな男の子が、赤いクレヨンを持った瞬間からはじまる冒険物語。
工作・電車・冒険・星・・・想像しただけでゾクゾクしちゃうのですが、この圧倒的な画力に言葉を失いそうになります。

一緒に冒険するクレヨンくんの擬人化もかわいくて好き。

男の子の想像の世界が豊かで、「これがこう見えるのね〜」と
ページをずっと行ったり来たりして眺めていられる一冊です。

見返しも想像がふくらむな〜


同じ作者さんの絵本、こちらもすっごく良いです!!

絵本のちからを感じたとき

電車やバスや重機など、のりもの全般大好きな息子氏、現在2歳2ヶ月。
つい数週間前まで歯みがきを全力で拒否!!でした。

その拒否しているときに、電車好きな息子氏なら、
この本を読んで歯みがきしてくれるようになるかも!と思い、
買って帰ったのが、こちらの『はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!』。

いくら「歯にものが詰まってるでしょ〜?だから取ってあげるよ!」
と説得しても無理…(←そりゃそうだ!笑)
息子氏の泣き叫ぶ声が嫌で、半分以上歯みがきをあきらめて、
「小学校に入る前までにできるようになればいいや…」と遠い目をしていました。

そのときは、いくら大好きな電車の出てくるこの絵本を読んでも、
すぐにパタンと閉じて読ませてくれませんでした。
ハブラシの絵を見たくないぐらい歯みがきが嫌いだったんですね^^;

それからしばらくして、「もう一度チャレンジ!」と思い、この絵本を読んだら、
少し月齢が上がったのと、やっぱり電車がよかったのか、すごくお気に入りになりました。
絵本を読みながら一生懸命何か言ってるんです。
(息子氏は少し言葉が遅いらしく、まだ単語がハッキリと出ません。)

すると、急にその日の夜から歯ブラシをくれと言うように!
そして、ほんの少しですが、自分で歯みがきをするようになったんです。

これにはもう、驚きしかありませんでした。
それからはキチンと保育園に行く前とお風呂に入っているときに
歯磨きをするようになりました。
もちろん嫌がるときもありますが、以前に比べると全然です。

そして今日、こちらの絵本を紹介しようと写真を撮っていた時、
お店の前を通りがかった何度かご来店くださったことのあるお客様が
「その絵本で、うちの息子も歯みがきができるようになりました。」と、嬉しいご報告!

このタイミング、すごすぎませんか?笑
タイミングもすごいんですが、歯みがきができるようになったのが
うちの息子氏だけではないということで、”絵本のちから”がさらに証明されました^^

もちろん、普段お家で絵本の読み聞かせをしていることが前提条件になると思います。
読めばすぐに効果があるわけではないですし、
うちの息子氏のように親のタイミングとはもちろん違います。
でも、絵本の読み聞かせをしていたら、いつか子どものスイッチが
入るタイミングがあるということですよね。

今まで苦痛だった歯磨きも、今ではいっしょに洗面所に立って、
楽しく並んでできるようになりました。

息子氏です。

<えほんやさんへのご相談>5才児向け選書について

先日、保育士の専門学校の実習に行っている方から、読み聞かせについてのご相談をいただきました。
〔相談内容〕
子供が楽しく入り込んでくれる読み聞かせのポイントや、5歳の子供たちが興味を持ってくれるような絵本がありましたら是非紹介してもらえないでしょうか?

———————————-
ご相談いただき、ありがとうございます^^

まずは、絵本のご紹介を…。

①『しんごうきピコリ』(ザ・キャビンカンパニー/あかね書房)
お店にきて、まずこれを読む子もいるほど、幼稚園ぐらいのお子さんたちは大好きな絵本です。
店頭では、私もかなり推してます!(笑)

②『おべんとうばこのうた』(さいとうしのぶ/ひさかたチャイルド)
みんなの知っている手遊び歌が絵本になったものです。
知っているから安心して、楽しみながら見られる絵本かな、と思います。

③『どうぞのいす』(香山美子/柿本幸造/ひさかたチャイルド)
これからの季節にもピッタリ。
ロングセラーで、昔からみんなに愛されているのも納得ですね。
先日改めて読んで、「絵本っていいなー」と、しみじみ感じてしまいました(笑)

④『きょうもうれしい』(えがしらみちこ/理論社)
毎日の小さな”うれしい”を見つけることを、思い出させてくれるので、読み終わったときに心が温かくなります。
園児のみなさんは、今の自分たちとリンクするので、うれしいこと探しに熱がはいるかもしれませんよ〜!
原画を見るとさらにホッとします^^(←原画展の宣伝も…笑)

次に、子どもが楽しく入り込んでくれるポイントは、「読んでいる方が楽しそうに読む」と言うのが一番かな?と思います。

えほんやさんで読んでくださる皆さんの読み方を聞いていると、読み手の皆さんの「絵本が好き!」って気持ちが表に溢れ出ていると感じるんです。

まずは大好きな先生が楽しそうに読んでる!って子どもが感じることができたらいいですね^^
そのためには、もちろんたくさん読み込むことが大切ですよね。
そして、他の人が読むのをたくさん聞くのもいいかなーと思います。たくさん聞くことで自分なりの間の取り方とか、声の抑揚など、自分の好きなポイントが見つかると思うので、そのポイントを取り入れながら読んでいると、自然と子どもたちが入り込んでくれるかな^^

えほんやさんで、いろんな方の講演会や講座も行なっているので、絵本に関わっている方のお話を聞いていただくのもかなりオススメです。

ちょっと長くなりましたが、参考にしていただけると嬉しいです。

(ひろこ)

保育園でお迎えを待っているお子様へ『まだかな まだかな』

『まだかな まだかな』(ポプラ社)作:竹下文子 絵:えがしらみちこ 編集:郷内厚子 デザイン:楢原直子

文章をつくられた竹下文子さんは、伊豆半島の下田にお住まいの絵本作家さん。
このお話は、担当編集のGさんが息子さんがまだ小さかった頃、「お迎えビリけつはイヤだ」と言っていたことがきっかけになり出来上がった絵本です。

いろんな動物の「おかあさん」と「こども」が出てきて、「おかあさーん」と呼ぶと「はーい」と答えてくれて…
というシンプルな進行なのに、竹下さんのチョイスすることばが優しくて、胸があつくなってきます。

コアラの赤ちゃんの表情がすき

前半に出てくる動物たちは「こども」ちゃんが遊んでいるぬいぐるみやおもちゃの中に登場していますよ

「おかあさーん」「はーい」
きたきた おかあさんきた 「おまたせー さあ かえろうね」

そうして、さいご嬉しそうなこどもの表情に
「みんな おかあさんが だいすきだよ」
としめて、だいたいの絵本は終わりがちなのですが・・・

このシーン「おかあさんも こどもが だいすきだよ」

こどもちゃんの気持ちにおかあさんも応えていて
とってもとってもあたたかい気持ちになって安心するのです。

夕方、暗くなるのが早くなってきて
少し心細くなるシーズンに、親子で読んでもらえたらなと思います。


↓↓えほんやさんSHOPで販売しています。
https://ehonyasan.shop-pro.jp/?pid=136403786

↓竹下文子さんのブログ記事
「まだかな まだかな」
https://blog.goo.ne.jp/chevette/e/28a5bd47f8e848f09c2fefef3e74b393#comment-list

#えがしらみちこのおすすめ絵本

ずっと絵本の世界にいたくなる『ちいさなりすのエメラルド』

『ちいさなりすのエメラルド』(文溪堂)2016/2/17
作・絵 そのだえり

夏も過ぎ、朝や夜は涼しくなってだいぶ過ごしやすくなってきました。
そんなときにじっくり読みたいのがこのご本。

毎晩、うさぎのガーネットに絵本を読んでもらうエメラルド。
でも、ガーネットが出掛けてしまって眠れない…。
だれかに読んでもらおうと、夜のお外へ出かけます。

夜の静けさが優しくて、でもちょっとドキドキ。
最後は、ほっこりあたたかな気持ちで、エメラルドと一緒に眠れそうな絵本です。

個人的にツボなのは、舞台の細かさ。
この階段!エメラルドなど小さな動物にやさしい〜!

お家のインテリアもじっくり見てしまいます。キッチンもあるー。
あと、扉の取っ手が下のほうにあるのがニクいです。

きっと、作者のそのだえりさんもエメラルドになって、この街やお家に住んでいるのだろうなぁ
と想像して、もっとこの世界を味わっていたいと思った1冊。

そして
「このほん、よんでくださらない?」
「まあ こどもあつかい しないで ちょうだい」
「ガーネットったら、しつれいしちゃう。わたしは もう おねえさんなんですからね。」
など、品の良い言い回しもエメラルドのおしゃまさんっぷりが出ていて大好き。

見返しのところどころにエメラルドがいます!かわいい…。

シリーズで『エメラルドのさがしもの』もあります。
ぜひ、涼しくなってきた夜にじっくり読んでみてください^^

↓えほんやさんSHOPで販売しています。
https://ehonyasan.shop-pro.jp/?pid=145289524

#えがしらみちこのおすすめ絵本

Scroll to top