絵本コーディネーター東條知美さんによる絵本講座。
次回の4回目は2月21日(日)に開催です。
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第4回目の講座では、1冊の絵本を題材にして、参加者のみなさんで対話する場面があります。
ある絵本(課題図書は後日ご連絡させていただきます)を読んで、みなさんがどのように感じたのか
自分以外の人がどのように感じたのかを知る内容です。
他者の視点を知ることで、絵本を読む幅が広がり、複眼的な目を養うことができます。
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今回のテーマは、『1冊の絵本を深く読む』
◆読書会
〜絵本を深く読む・他者の視点を知る〜
☆課題図書(絵本)を一冊設定し、参加者全員でその作品を読み深めます。講師による講評を行います。
☆タイトルは後日お知らせします→(下方に詳細追記しています。)
☆参加人数によっては小グループに分かれて行い、最後にグループごとに発表を行う形で行います。
また、前回講座の最後が少し入らなかったので、
『手渡す絵本を選ぶ視点』
◆「テーマと素材」
◆「多様性」と「配慮」
についても学んでいきます。
今回学ぶ「テーマ」とご紹介予定の絵本は
●ジェンダー
『ジュリアンはマーメイド』
(ジェシカ・ラブ 作/横山和江 訳/サウザンブックス社)
●自己肯定感(自己受容)
『ええところ』
(くすのきしげのり 作/ふるしょうようこ 絵/学研プラス)
●自己受容/子ども理解
『ひとはなくもの』
(みやのすみれ 作/やべみつのり 絵/こぐま社)
●虐待
『#もしかして…おとなにたたかれたの?おとながたすけてくれないの?』
(NHK「もしかして…」制作班 編/飯田千里 絵/金の星社)
●子育て不安
『あなたのことがだいすき』
(えがしらみちこ 文・絵/西原理恵子 原案/KADOKAWA)
●多様性
『いろいろいろんなかぞくのほん』
(メアリ・ホフマン 文/ロス・アスクィス 絵/杉本詠美 訳 /少年写真新聞社)
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★課題図書
『おばあちゃん』(谷川俊太郎 文/三輪滋 絵 2006年 いそっぷ社)
- えほんやさんでご購入も可能です。
▼こちらからご注文ください。
https://ehonyasan.shop-pro.jp/?pid=156940809
★今回の選書ポイント
・私たちにとって大きな社会課題である「超高齢化社会」というテーマを内包している。
・オリジナリティーがある。
・読者が想像力をふくらませる余地がある。
★受講される方は、できればこちらの絵本を事前に読んだ上で、
以下の①~⑤のポイントについて、各自考えた(もしくは調べた)メモをご用意ください。
(限られた時間内で読書会を円滑にすすめるため)
①著者について(作家/画家)
②その本の時代性について
③絵本に流れるテーマ(主題)について
④特に心を動かされた場面について
⑤大人にとってどのような作品か
⑥子どもにとってどのような作品か
絵本については本屋さんや図書館で事前に入手していただくこととなります。
図書館で借りられる場合、最寄りの図書館の棚に見当たらない場合も書庫や近隣館にある場合が多いので、カウンターで申し出れば取り寄せてもらえます。
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読み聞かせ活動をされている方や、図書館にお勤めの方、またご自身のお子様に絵本を読まれるみなさんには
ぜひ聞いていただきたい内容です。
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開催概要
【日程】※基本的には毎月第3日曜日開催。3月のみ第2日曜日開催。
①11/15(日)(※終了)
②12/20(日)(※終了)
③2021/1/17(日)(※終了)
④2021/2/21(日)(※申込受付中)
⑤2021/3/14(日)
(第1回を聞いてみたかったという方は、連続受講にお申し込みいただければ、過去のアーカイブをお渡しできます)
【開催時間】
10:00〜11:30 講座(90分)
11:30〜12:00 質疑応答(30分)
【受講料】
●単発受講の場合…3,500円
●5回連続受講の場合…16,500円
親御さん、ボランティアさん、司書のみなさん、学校の先生、保育士や幼稚園の先生…
ネットであらゆる情報が即座に手に入り、子ども向けの動画コンテンツがあらゆる場所に溢れる今も、
「子どもによい絵本(本)を読ませたい」と望まれる方は多いことと思われます。
子どもの育ちの中で、また社会の中で、「読むこと」はどのような意味を持ちうるのでしょうか?
今講座は、幼児〜中高生の子どもに関わるすべての皆さまを対象に、
楽しく癒やされる絵本…そこからさらに一歩踏み込んだ「絵本のもつ力」を実感し、
日々の子育て、あるいはお仕事にお役立ていただけることを願って企画されました。
想像力と思考力を育む読書、そのはじまりにある絵本について学び、今私たちにできることは何なのか…
立ち止まり、一緒に考えてみませんか。
スケジュールとテーマ(予定)
【基本的には毎月第3日曜日開催。3月のみ第2日曜日開催。
いずれも10:00〜12:00(30分の質疑応答時間を含む)に開催します。】
①11/15(日)『絵本ってなんだろう?』
◆子どもの今(子どもを取り巻く様々な環境)
◆子どもの発達と絵本
◆大人にとっての絵本
◆たいへんな子育てを絵本で楽しく
②12/20(日)『よい絵本ってどんな絵本?』
◆ロングセラーの底力
◆子どもは絵本のどこを見ているのか
③2021/1/17(日)『手渡す絵本を選ぶ視点』
◆「テーマと素材」
◆「多様性」と「配慮」
④2021/2/21(日)『1冊の絵本を深く読む』
◆読書会
〜絵本を深く読む・他者の視点を知る〜
☆課題図書(絵本)を一冊設定し、参加者全員でその作品を読み深めます。講師による講評を行います。
☆タイトルは後日お知らせします。
☆参加人数によっては小グループに分かれて行い、最後にグループごとに発表を行う形で行います。
⑤2021/3/14(日)『絵本のちから』
◆子どもの本の持つ力
◆”メディア”としての大人 〜手渡す人へ〜
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【東條知美(とうじょうともみ)さんプロフィール】
新潟県上越市出身。白百合女子大学児童文化学科卒。
在学中は桑原三郎氏(児童文学研究者)、角野栄子氏(児童文学作家)らに師事。テレビCM制作会社、(株)メディアファクトリー(現(株)KADOKAWA)、国立国会図書館、ビジネス書出版プロデュース会社、幼児教育専門学校勤務を経て、現在は絵本コーディネーターとして自治体での講演・講座活動のほか、学校図書館(小、中、高)の司書を対象とした研修企画・実施を手掛ける。司書歴15年。
東條知美さんホームページ
https://www.tojotomomi.com/