3月17日に「大人が絵本に出会う夜」開催いたしました!
今回は土曜開催♪平日が難しい… という方に
参加いただけてよかったです。
それでなのか、遠方の方が多くてびっくり…
千葉から、横浜から、県内でも東部でない方も!
静岡は横に長い県なので…ほんとにありがたいです。
今回のテーマ絵本は…
ふたつの季節が文通をする絵本。
まずは一度絵本を読んで、お茶を飲みながら
「好きな季節」と自己紹介。
意外にもここが盛り上がりましたね!
初春、芽がざわざわとでてくる直前、
まさに今が大好きという方も。
生まれ月が夏なので、冬なので好き。
という皆さんも多くて、
そういう意識をしたことがなかったので個人的にびっくり。
ひろこ店長は「春・秋」だそうです。
穏やかな季節が好きだとか。
まさにその春と秋が、年に一度の文通を始めます。
春は夏がきたら「あきに渡してね」と手紙をあずけ、
夏は秋に渡します。
秋は冬がきたら「はるによろしく」とお返事を渡します。
そうして、はるは、
自分の季節の素晴らしいところを
あきに伝えます。
桜が咲くよ。いちごがおいしいよ。
色んな鳥が鳴くよ。
あきからも、
カエデが真っ赤になるよ。
きのこがたくさんだよ。虫が鳴くよ。
とお返事がきます。
会うことがないとわかっていても
「いつかおあいできることを」と書いて、
お互いのことを想います。
みんなで絵本を読んで、
手紙を書くってどんなことか、
季節を感じるきっかけになるものは?とか
いろいろと話がでたのですが…
絵本の中で、文通しながらはるの気持ちが
だんだん揺れていくのですが、
「それはなぜだろうか」というのも議題になりました。
ポイントになったのは
「同じものをみていても違うところがみえている」こと。
例えば春の楓は緑だけど、秋には真っ赤になったり
春に花が満開になる桜の木も、他の季節では気づかれなかったり。
なつからしたらあきは「つめたいやつ」だけど、
ふゆにとっては「あったかいこ」だし…。
「魅力」って、みる相手によって違うんだな
自分ではわかりづらい!
だから不安になることもあるけれど、
わからないものなのかも。
自分のことを誰かに伝えようとするとき、
その誰かのことも考えているでのは…
わたしはこうだけど、あのひとはどうだろうか。という風に。
誰かが自分のことを考えている時間があることが嬉しいなぁ。
と、はるとあきの関係をみながら思ったのでした。
そんな感じに、夢中でやいやい話していたら
あっというまの1時間半。
そのあと少しお時間いただきまして、
アンケートに答えていただいたり
出会う夜の感想をきいたり雑談タイム。
嬉しかったのは、
絵本を人に読んでもらうのが久しぶり!
なんだか小さい頃を思い出した…と。
読み聞かせの会ではありませんが、
体験として心に残るのがいいですよね。
しかもそのあとでその本について繰り返し掘りさげるのも
あまりしない読み方で、楽しいですよね。
それと、もう一度読みたいのでと
絵本をご購入いただいたのも嬉しい♪
最初のイメージとまた変わると思います!
何度も読んで欲しいです。
次回、皆さまのご参加をお待ちしております♪
「話す読書」しませんか?
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【次回開催のお知らせ】
「大人が絵本に出会う夜」
■日時/4.17(水)18:30〜20:00
■定員/6名
■参加費/1,200円(税込)
■場所/えほんやさん(三島市中央町4-10)
■申込方法
・イベント申込フォームから
・お電話(055-900-1052)
・メール(ehonyasan.ega@gmail.com)
・ご来店
など、こちらが確認が取れればなんでも対応いたします!
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