絵本作家竹山美奈子さんの「大切なひとに贈りたい1冊」

今日は『すずちゃんののうみそ』の作者、竹山美奈子さんからご紹介いただいた

『アンジュールある犬の物語』(作 ガブリエル・バンサン / BL出版)

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大人になってからであった、文のない絵本。

動きのある鉛筆デッサンの絵は、風景や主人公の犬の
心まで、映画を見ているように
鮮やかに表現していて、見る人
の心を揺さぶります。

親子で見て、文章をつけたり、
話し合ったりするのにも
オススメの”絵”本です。

ゆずりは文庫村岡さんの「大切なひとに贈りたい1冊」

今日はゆずりは文庫の村岡純子さんからご紹介いただいた

『たくさんのドア 』
(文 アリスン・マギー /絵 ユ・テウン /訳 なかがわちひろ )

(村岡さんにはいつもえほんやさんで読み聞かせのボランティアや、読み聞かせ講座の講師、夜の絵本カフェのファシリテーターをしていただき、大変おせわになっています^^)

昨日ご来店されたお客さまで、
こちらを小学校3年生のお子さんへのプレゼントとしてご購入された方がいらっしゃいました。

「小学校3年生にはちょっと簡単すぎますか?」とご心配されてましたが、そんなことはありません!

文章はシンプルに書いてありますが、内容は何歳で読んでも前向きになれるものだと思います。

小さい頃とおとなになってと、また感じ方が変わったりするでしょうね^^
小さい頃にこの本をプレゼントされるなんて、むしろ羨ましいとさえ思ってしまいます。

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あなたの前には、
開けるべき「たくさんのドア」がある。

忘れないでほしい。
あきらめないでほしい。

あなたがくじけた時も、うまくいかない時も、
開けるべき「たくさんのドア」は
まだまだあるのだということを。

ブックスタートボランティア山内さんの「大切なひとに贈りたい1冊」

今日は、三島市でブックスタートボランティアをされている山内智恵子さんからご紹介いただいた

『おおきなきがほしい 』(作 佐藤さとる /絵 村上勉 /偕成社 )

こちらは、つい先日、市川海老蔵 さんがお子さんたちにバレンタインのプレゼントで贈ったと話題になりましたね^^

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こんな”おおきなき”があったらいいな。

大きな木にかけたはしごを上って、幹にある洞あなにもぐって
また上ると絵屋の中。

この部屋は春・夏・秋・冬で模様替え。

窓から見える景色も四季それぞれ。

小鳥たちのさえずりを聞きながら、木の上から眺める景色は
きっとすばらしいでしょう!

主人公のかおると一緒に思いをめぐらせて、わくわく楽しくなります。

植えたばかりの小さな木の苗も
広く青い空に向かって、ぐんぐん伸びていく!

店長寛子の「大切なひとに贈りたい1冊」

こんにちは!
今日もポカポカ陽気の三島です。

今フェア中の「大切なひとに贈りたい1冊」をこれから少しずつ紹介していきたいと思います。

みなさんからいただいたコメントも載せていきたいと思います。
お楽しみに〜。

まずは僭越ながら、わたしの紹介させていただいた1冊から…。

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「もしも 話すことばが 目に見えたら どんなかたちをしているだろう」

自分のはなすことばや声の感じが目に見えたら、柔らかくあたたかい色のやさしい雰囲気であってほしい…。

目に見えないからこそ受け手がどう感じるか、どう伝わって欲しいかを考えて発するようにしたいと読むたびに思いやりと優しい気持ちが生まれる絵本です。

『おくれてきたクリスマス』

こんにちは、店長です。

今日はクリスマスイブなので、クリスマス絵本のご紹介です。

『おくれてきたクリスマス』(ノルベルトランダ/マルリスシャルフクーマイヤー/山口文生/評論社)

秋になってこぐまのテディが大好きな落ち葉やきのこのことを「最高!」と言っていると、おおかみのピーターとハリーが落ち葉よりも雪の方がいい!きのこよりもサンタさんのくれるハニーケーキやハートチョコの方がおいしい!と言います。

テディは雪をみるため、サンタさんに会うためにクリスマスまでの間になるだけたくさん眠ることにしました。

そして、冬眠の途中で目を覚ますと外は一面の雪景色!
今まで見たことがない景色にテディはとても嬉しくなります。

雪をみることができたテディは、サンタさんにも会うことができるのでしょうか?

水彩の柔らかい絵で細かいところまで描かれているので、絵だけをじっくり見ても楽しい絵本です。

『サンタクロースになるひ』

おはようございます。
店長の寛子です。

朝の冷え込みがぐっと寒くなってきましたね。
そして、クリスマスまであと10日!

今日はクリスマスの絵本をご紹介します。

『サンタクロースになるひ』(種村有希子/小学館)

主人公のめいくんは「クリスマスにサンタさんになって、プレゼントをとどけたい!」と、毎日毎日こっそりあるいたり、ソリに乗る練習をしていました。

そして、サンタさんのお手伝いで、3人兄弟の家にプレゼントを配る仕事をさせてもらいます。

めいくんがプレゼントを届けるのは、左側の赤いおうち。

真っ暗な家の中でドキドキしながら子ども部屋を探したり、ぐちゃぐちゃに散らかった子ども部屋で、おもちゃをよけながら枕元にプレゼントを配ったり、いろいろな試練がめいくんを待ち受けています。

ぐっすり眠っていると思っていた子どもに見つかったり、さらにさらに大きな試練も…!?

クリスマスをとても楽しみにしている子どもたちの様子とサンタさんがプレゼントを配る大変さがよくわかります^^(「部屋はちゃんと片付けなきゃね!」と伝えてみたり…笑)
そして、めいくんの大きな成長。

この時期ならではの冒険でドキドキしたり、サンタさんのお仕事を見てワクワクしたり、今年の自分のプレゼントのことを考えながら目をキラキラ輝かせたり…いっしょに読むと子どもたちのさまざまな表情を見ることができます!

「クリスマスが待ち遠しい!」気分を高めてくれる絵本です。

『クリスマスツリーをかざろう』

こんにちは、店長の寛子です。

今日12月7日は横浜で日本初のクリスマスツリーが飾られたということで「クリスマスツリーの日」です!

ホンモノの木を買ってきてクリスマスツリーをつくる
『#クリスマスツリーをかざろう』(#パトリシアトート/#BL出版)。

まずは木を選びにいくところから…
モミ、マツ、トウヒといろいろあります^^
クリスマスツリーはモミだけじゃないんですね!

木の大きさや形も様々です。

木の手入れをしたら、飾り付けのスタートです!

オーナメントやモールなど、いろいろな飾りをみんなで楽しく飾り付け。
クリスマスがくるのがワクワク楽しみなようすが伝わってきます。

最後に電気をつけてできあがったツリーは、飾りがたくさんついているけれども厳かで、とても素敵な雰囲気に包まれています。

ぜひこれからクリスマスを迎えるまでの楽しい気持ちをこの絵本を手にとって過ごしませんか?

『あめだま』(ペク・ヒナ/ブロンズ新書)

今日、11月第3日曜日は「家族の日」です。

家族に関する絵本はたくさんありますね^^

この『あめだま』(ペク・ヒナ/ブロンズ新書)は、表紙のインパクトも強く、今までの「絵本」とはちょっと違ったレイアウトで1ページずつめくるのがとても楽しい絵本です。

装丁に特徴がありますが、内容はとても心温まるものです。
不思議なあめだまを舐めると、いろんな声が聞こえます。喋るはずのないソファやペットの犬…。

あめだまを通して周囲の愛に気づいたとき、いつもひとりで遊んでいた主人公ドンドンにどんな変化が訪れるのか?

読んだあとにほっこり温まる感じと、スーッと爽やかな風に吹かれているような感じが共存する、とってもオススメの絵本です。

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