“商売繁盛”のパワースポット「三嶋大社」

静岡県東部で一番有名な「三嶋大社」

【三嶋大社の神様とご利益】

伊豆国(いずのくに)と呼ばれていた1334年頃から、もっとも格式の高い(一ノ宮)神社とされていました。また、源頼朝が平家と戦う前にお参りして、勝利したということで武士から『旗揚げの神』『戦勝の神』として崇められるようになりました。

三嶋大社におまつりされている神様は、「大山祗命(おおやまつみのみこと)」と「積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)」で、この二柱の神様をあわせて「三嶋大明神(みしまだいみょうじん)」と称しています。

「大山祇命」は、山の神様。

「積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)」は、一般的に”恵比寿さま”として親しまれている商工漁業の神様。二つの神様をあわせて、海や山や商売を守っているということに。

三嶋大社のご利益は、商売繁盛、家内安全、交通安全、厄除けなどにあついといわれています。

 

【境内散策】

◆厳島神社(いつくしまじんじゃ)

まず鳥居をくぐり境内へ入ると、「神池(しんち)」と呼ばれる池があり、「厳島神社」という神社の小さな社があります。「厳島神社」は北条政子が信仰したと伝えられています。安産・裁縫等、芸事上達の守護神として広く信仰されています。

池の先には「総門」と呼ばれる門があり、さらに進むと「神門」という立派な門があり、本殿へ。この本殿付近には、強い「気」があるといわれています。ぜひ、参拝前にゆっくりと深呼吸をしてみてください^^

 

◆金木犀(きんもくせい)

参拝後、本殿内を散策すると、金木犀(きんもくせい)のご神木があります。このご神木、なんと樹齢1200年(平安時代から)と推定されているそう。国の天然記念物に指定されており、現在もっとも古く歴史あるモクセイといわれています。9月下旬から10月上旬に満開になり、薄い黄色の花をつけ、甘い香りが広がります。

◆宝物殿(ほうもつでん)

三嶋大社には宝物殿があります。1Fは無料で見られるエリアとお土産売り場があります。2Fの有料拝観エリアには、三嶋大社に伝わる御神宝、文書、資料などが多く保管、展示されています。

北条政子が奉納したとされる国宝指定の「梅蒔絵手箱(うめまきえてばこ)」などがあります。いつもはレプリカが展示されており、本物は他の美術館への貸出なども行っているため、たまに展示されることがあります。

◆神鹿園(しんろくえん)

宝物殿の裏には「神鹿園(しんろくえん)」という場所があって、鹿がいます。大正8年(1919)に奈良の春日大社からもらったものだそう。なので、三嶋大社の“神のお使い”はシカかと思いきや、実は三嶋大社の神のお使いは「鰻(うなぎ)」なのです。 

◆福太郎茶屋

宝物殿のとなりには「福太郎茶屋」というお土産屋があり、三島や伊豆のお土産を買うことができます。

こちらで売られている「福太郎」というお餅(よもぎ餅)にこしあんをつけた和菓子が人気。餅を顔、あんこを烏帽子に見立てています。店内で食べることができ、「福太郎」とお茶のセットが200円。7月〜9月の夏季限定で「福太郎氷」というかき氷も楽しめます。

    • 三嶋大社
      住所:〒411-0035 静岡県三島市大宮町2丁目1-5
      アクセス:JR東海道新幹線、東海道線「三島駅」から約15分/伊豆箱根鉄道「三島田町駅」から約7分
      URL:http://www.mishimataisha.or.jp/

      宝物館(三嶋大社に常設)
      開館時間:午前9時~午後4時30分(入館は4時まで)
      拝観料:一般500円 / 大学生・高校生 400円 / 中学生・小学生 300円
      ※詳細は公式サイトをご確認ください。

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