保育園でお迎えを待っているお子様へ『まだかな まだかな』

『まだかな まだかな』(ポプラ社)作:竹下文子 絵:えがしらみちこ 編集:郷内厚子 デザイン:楢原直子

文章をつくられた竹下文子さんは、伊豆半島の下田にお住まいの絵本作家さん。
このお話は、担当編集のGさんが息子さんがまだ小さかった頃、「お迎えビリけつはイヤだ」と言っていたことがきっかけになり出来上がった絵本です。

いろんな動物の「おかあさん」と「こども」が出てきて、「おかあさーん」と呼ぶと「はーい」と答えてくれて…
というシンプルな進行なのに、竹下さんのチョイスすることばが優しくて、胸があつくなってきます。

コアラの赤ちゃんの表情がすき

前半に出てくる動物たちは「こども」ちゃんが遊んでいるぬいぐるみやおもちゃの中に登場していますよ

「おかあさーん」「はーい」
きたきた おかあさんきた 「おまたせー さあ かえろうね」

そうして、さいご嬉しそうなこどもの表情に
「みんな おかあさんが だいすきだよ」
としめて、だいたいの絵本は終わりがちなのですが・・・

このシーン「おかあさんも こどもが だいすきだよ」

こどもちゃんの気持ちにおかあさんも応えていて
とってもとってもあたたかい気持ちになって安心するのです。

夕方、暗くなるのが早くなってきて
少し心細くなるシーズンに、親子で読んでもらえたらなと思います。


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↓竹下文子さんのブログ記事
「まだかな まだかな」
https://blog.goo.ne.jp/chevette/e/28a5bd47f8e848f09c2fefef3e74b393#comment-list

#えがしらみちこのおすすめ絵本

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