開催報告|えほん哲学カフェ『ひばりに』

7/30(土) 暑い夏の日の午前中に
「えほん哲学カフェ」をテーマ絵本『ひばりに』
(内田麟太郎 詩 うえだまこと 絵 アリス館)
で開催いたしました!
ご参加くださった皆さまありがとうございます。

今回もナビゲーターの松川さんより
「えほん哲学カフェ」を楽しむコツなど、
いくつか教えていただきながらスタート。
まずzoom開催ですので、
皆さんに「カフェの中で呼び合うので、お名前をお好きなものに変えてください」とお声かけしたら、
それぞれ個性的なお名前にかわって、そこから楽しい♪好きな有名人の名前にしたり、
その時だけはいつもと違う自分感、いいですね。

そして「モヤモヤをヒントに」と松川さんから。
テーマ絵本がありますが、
必ずしも「大好き」な絵本である
とは限りませんよね。「ここがひっかかる…」とか、
ネガティブなことでなくても「なぜだろう?」と疑問に思うこともあると思います。
それをカフェの中で「そう思った」と発言したり、
そこから自分の思考を発展させたり。
それを聞いた他の方も「ははぁなるほど」と改めて考え直したりします。
松川さん曰く、そこに意味があるから
モヤモヤするのであって、何も感じてなければスルーしているはず。とのこと。
モヤモヤ大事。

そんなわけで今回はテーマ絵本『ひばりに』。
この絵本で「えほん哲学カフェ」をしたいと思ったのは、
詩と絵の関係がとてもよくて、ページをめくるたびに絵に言葉の想いがのっていく感覚が好きなことと、
この「やさしさのありかた」を今、この時期に皆さんと共有したいという本田の個人的にな想いもありました。

ご参加のみなさんからまずひとことずつ
おはなしを聞きましたが、
その時点でアプローチの仕方がそれぞれにまったく違う!
当たり前ですが、そこに人がいるだけの「読み方」がありますね。

絵本全体の内容のことはもちろん、
絵の部分のこと、場面の意味、絵の色のこと、
たとえば「なわとび」「植物」「風景」「わたげ」…
言葉のこと、
たとえば「ぼく」とは?「かぜ」とは?「よろこび」とは?「なぜ、ひばり?」
とここでは書ききれないほど多彩に話がでてきました。

本田が個人的に印象に残ったのは絵本の「色」のこと。
まったく意識していなくて、その話がでた時にちょっと驚いて、そのあとからずっと考えていて、
じつは今も考えていること。

なぜその色か…もそうですが、
なによりなぜ自分がひとりで読んでいる時に「色」に意識がいかなかったのかが自分で気になる…。
いわれてみたらすごく特徴的なことなのに。

これはもしかしたら、参加してくださった皆さんがそれぞれに別の部分でそういうところがあるのかもしれません。

なかなかおひとりおひとりに聞く時間がなく、
掘り下げたい!ここ!というところもたくさんあるのですが、時間に限りが…。
でも全部話しきってしまうより
「気になったまま」家(自分の意識)に持ち帰ってモヤモヤさせるのがいいのかもしれません。

カフェの最中にも「前はこう感じていたけど、今みなさんの話を聞いていたらこう思うかも」と
自分で読んでいたときとはまた違う感覚になった。と
なんども話がでました。

また、ご自分の経験をもとにその感情と、
絵本で感じたものを合わせてのお話しもあり、
この絵本の「誰」に共感して読むのかも皆さまそれぞれに違うようでした。

「ひばり」になりたい。という感覚の方もいて、なるほどなぁ!と。

これから生きている間に寄り添う側も、
寄り添われる側もいづれか経験するかもしれませんが、この絵本を皆さまと読んだことでその前とは違う意識でいられそうです。

さて、そんなわけで2時間で話が終わらない!と
毎度思いますが、その前の「絵本を読む」ところから
ものすごく濃い時間です。

絵本を真ん中に置き、皆さんと共通のものを通して、
ぜんぜん別の話をしてまた絵本に戻ってくるというなかなかない体験。
えほん哲学カフェ、おもしろいです。
未体験の方はぜひ、次回一緒に絵本を読みましょう!

本田

追伸
『ひばりに』えほんやさんでお取り扱いございますので、ぜひ一度読んでみてくださいませ!
https://ehonyasan.shop-pro.jp/?pid=166108402

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