備えておくのは大切なこと

先日、知人が「歴史を見てみると、疫病が流行ったときには地震が起こってて…」みたいな話をしていて、そういえば定期的に防災グッズのチェックをしてなかったので、お家を整理しようと思い立ちました。

(私は歴史をあまり勉強していなかったので、歴史についても興味しんしんです。)


『被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40』アベナオミ(学研プラス)
アベナオミさんの、東日本大震災での実体験をもとに書かれているので、経験しないと想像できないようなことが勉強できました。

個人的に、特に印象的だった3点は↓こちら

「じょうご」→持ってない😳💦 バケツも小さいの1つなのでジャバラ式のを購入しようかな(検討中)

「アルミホイル」や「サランラップ」は、無くなったら買い足ししていたので、常に2-3本ストックした方が良いな‥。と思いました。

電池式の「バッテリー」も、1人1台持っておこう。

他にも、「あぁ。言われてみればそうだ‥」な点が沢山あったので、いつ来てもおかしくない地震に備えて、みなさんもチェックしておきましょ!


↑手回し式のラジオで、電池も使えて、ソーラーもついているものを買ってみました。懐中電灯もついています。(コードがあれば携帯に充電も可)
かれこれずっとラジオジプシーだったのだけど、思い切って購入。しばらく使ってみて、良さそうならおすすめしたいな。

ずっと絵本の世界にいたくなる『ちいさなりすのエメラルド』

『ちいさなりすのエメラルド』(文溪堂)2016/2/17
作・絵 そのだえり

夏も過ぎ、朝や夜は涼しくなってだいぶ過ごしやすくなってきました。
そんなときにじっくり読みたいのがこのご本。

毎晩、うさぎのガーネットに絵本を読んでもらうエメラルド。
でも、ガーネットが出掛けてしまって眠れない…。
だれかに読んでもらおうと、夜のお外へ出かけます。

夜の静けさが優しくて、でもちょっとドキドキ。
最後は、ほっこりあたたかな気持ちで、エメラルドと一緒に眠れそうな絵本です。

個人的にツボなのは、舞台の細かさ。
この階段!エメラルドなど小さな動物にやさしい〜!

お家のインテリアもじっくり見てしまいます。キッチンもあるー。
あと、扉の取っ手が下のほうにあるのがニクいです。

きっと、作者のそのだえりさんもエメラルドになって、この街やお家に住んでいるのだろうなぁ
と想像して、もっとこの世界を味わっていたいと思った1冊。

そして
「このほん、よんでくださらない?」
「まあ こどもあつかい しないで ちょうだい」
「ガーネットったら、しつれいしちゃう。わたしは もう おねえさんなんですからね。」
など、品の良い言い回しもエメラルドのおしゃまさんっぷりが出ていて大好き。

見返しのところどころにエメラルドがいます!かわいい…。

シリーズで『エメラルドのさがしもの』もあります。
ぜひ、涼しくなってきた夜にじっくり読んでみてください^^

#えがしらみちこのおすすめ絵本

あたたかい部屋で制作したくなる『もりのてがみ』

『もりのてがみ』(福音館書店)
文 片山令子 / 絵 片山健

ひろこさんがお手紙を書く後ろ姿が愛おしい💕
机のうえの小道具も、そばにストーブが置かれているのも、見ているだけで心がほかほかしてきます。

そして、そのお手紙に添えている絵や飾りが可愛いくて、寒い冬に制作したくなります。

ひろこさんは、お手紙を書き終えると、ひとつずつ森のモミの木につるします。その姿は、まるで、クリスマスツリーのよう。

木が揺れるシーンやゆきが降るシーンがほんとうに動いているようで、静かな世界にゆっくり身をゆだねたくなるような絵本です。

#えがしらみちこのおすすめ絵本

秋に読みたい絵本『もりのかくれんぼう』(偕成社)

『もりのかくれんぼう』(偕成社)
末吉暁子 文
林明子 絵

秋も深くなり、冬に近づいてきました。
ゆるゆると暖房機を出したり冬支度を始めていっています。

秋に読みたい絵本『もりのかくれんぼう』(偕成社)

主人公のけいこがお兄ちゃんをおいかけて森に迷い込み、動物や「かくれんぼう」という男の子といっしょに
かくれんぼをして遊びます。

秋の情景の美しさやかくれている動物の緻密な表現。これはもう…林明子さんの絵画作品ですね。
目を凝らさないとどこに動物がかくれているのか、わからない まるでトリックアートのようです。
子どものほうが見つけるのが上手だったりして、大人も子どももいっしょに絵本を通じてかくれんぼ遊びができます。

自然と一体になって遊ぶ動物や子どもたちを眺め、自然の大切さをじわりじわりと実感する絵本です。
そして、ただの「みつけっこ」絵本として終わらず、最後にもメッセージが…。

林明子さんが絵を担当された絵本は、文章を他の方が担当されたものを手がけていても、まるでご自身が創作されたかのように、自分の中に落とし込んで描かれているのだろうなぁということが伝わってきて大好きです。

このお話の原稿を手にした時
お兄ちゃんと「かくれんぼう」のお顔が似ているのは、林さんのアイデアなのかなぁ
それとも、作者の末吉さんのご依頼なのかなぁ…。

けいこが迷い込んだ森は、最初は少し怖く感じるのですが、最後になるとその森がなくなることが寂しいなと感じてしまう
ページの展開に「うーーん。すごい…」とうならされてしまいます。

何度もなんども絵や文章を見返して味わいたい秋の絵本です。

おしゃれで楽しいハロウィン絵本『おかしな?ハロウィン』(ぽるぷ出版)

今日はハロウィンですね🎃
三島のハロウィンパレードが先々週だったので、なんだか気分が終わったモードですが💦

ザ・キャビンカンパニーさんの『おかしな?ハロウィン』(ぽるぷ出版)が大好きです。

日本では、まだまだ日本の作家さんによるハロウィン絵本は少なくて、この絵本は小さな人たちの「ハロウィンってなぁに?」という疑問に、ちょうどよい塩梅で答えてくれている絵本。

キャビンカンパニーさんのちょっと毒っ気があってお洒落な絵が、ハロウィンのイメージにぴったりだなあとしみじみ‥。


見返しからストーリーは始まっています。

表紙のカバーをめくると、かわいいハードカバーか現れ、見開きも最初と最後が違うのです。最後の見返しをみちゃうと、オチがわかってしまうので、ぜひ手にとってみてほしいな☺️

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