<えほんやさんへのご相談>5才児向け選書について

先日、保育士の専門学校の実習に行っている方から、読み聞かせについてのご相談をいただきました。
〔相談内容〕
子供が楽しく入り込んでくれる読み聞かせのポイントや、5歳の子供たちが興味を持ってくれるような絵本がありましたら是非紹介してもらえないでしょうか?

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ご相談いただき、ありがとうございます^^

まずは、絵本のご紹介を…。

①『しんごうきピコリ』(ザ・キャビンカンパニー/あかね書房)
お店にきて、まずこれを読む子もいるほど、幼稚園ぐらいのお子さんたちは大好きな絵本です。
店頭では、私もかなり推してます!(笑)

②『おべんとうばこのうた』(さいとうしのぶ/ひさかたチャイルド)
みんなの知っている手遊び歌が絵本になったものです。
知っているから安心して、楽しみながら見られる絵本かな、と思います。

③『どうぞのいす』(香山美子/柿本幸造/ひさかたチャイルド)
これからの季節にもピッタリ。
ロングセラーで、昔からみんなに愛されているのも納得ですね。
先日改めて読んで、「絵本っていいなー」と、しみじみ感じてしまいました(笑)

④『きょうもうれしい』(えがしらみちこ/理論社)
毎日の小さな”うれしい”を見つけることを、思い出させてくれるので、読み終わったときに心が温かくなります。
園児のみなさんは、今の自分たちとリンクするので、うれしいこと探しに熱がはいるかもしれませんよ〜!
原画を見るとさらにホッとします^^(←原画展の宣伝も…笑)

次に、子どもが楽しく入り込んでくれるポイントは、「読んでいる方が楽しそうに読む」と言うのが一番かな?と思います。

えほんやさんで読んでくださる皆さんの読み方を聞いていると、読み手の皆さんの「絵本が好き!」って気持ちが表に溢れ出ていると感じるんです。

まずは大好きな先生が楽しそうに読んでる!って子どもが感じることができたらいいですね^^
そのためには、もちろんたくさん読み込むことが大切ですよね。
そして、他の人が読むのをたくさん聞くのもいいかなーと思います。たくさん聞くことで自分なりの間の取り方とか、声の抑揚など、自分の好きなポイントが見つかると思うので、そのポイントを取り入れながら読んでいると、自然と子どもたちが入り込んでくれるかな^^

えほんやさんで、いろんな方の講演会や講座も行なっているので、絵本に関わっている方のお話を聞いていただくのもかなりオススメです。

ちょっと長くなりましたが、参考にしていただけると嬉しいです。

(ひろこ)

保育園でお迎えを待っているお子様へ『まだかな まだかな』

『まだかな まだかな』(ポプラ社)作:竹下文子 絵:えがしらみちこ 編集:郷内厚子 デザイン:楢原直子

文章をつくられた竹下文子さんは、伊豆半島の下田にお住まいの絵本作家さん。
このお話は、担当編集のGさんが息子さんがまだ小さかった頃、「お迎えビリけつはイヤだ」と言っていたことがきっかけになり出来上がった絵本です。

いろんな動物の「おかあさん」と「こども」が出てきて、「おかあさーん」と呼ぶと「はーい」と答えてくれて…
というシンプルな進行なのに、竹下さんのチョイスすることばが優しくて、胸があつくなってきます。

コアラの赤ちゃんの表情がすき

前半に出てくる動物たちは「こども」ちゃんが遊んでいるぬいぐるみやおもちゃの中に登場していますよ

「おかあさーん」「はーい」
きたきた おかあさんきた 「おまたせー さあ かえろうね」

そうして、さいご嬉しそうなこどもの表情に
「みんな おかあさんが だいすきだよ」
としめて、だいたいの絵本は終わりがちなのですが・・・

このシーン「おかあさんも こどもが だいすきだよ」

こどもちゃんの気持ちにおかあさんも応えていて
とってもとってもあたたかい気持ちになって安心するのです。

夕方、暗くなるのが早くなってきて
少し心細くなるシーズンに、親子で読んでもらえたらなと思います。


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↓竹下文子さんのブログ記事
「まだかな まだかな」
https://blog.goo.ne.jp/chevette/e/28a5bd47f8e848f09c2fefef3e74b393#comment-list

#えがしらみちこのおすすめ絵本

ずっと絵本の世界にいたくなる『ちいさなりすのエメラルド』

『ちいさなりすのエメラルド』(文溪堂)2016/2/17
作・絵 そのだえり

夏も過ぎ、朝や夜は涼しくなってだいぶ過ごしやすくなってきました。
そんなときにじっくり読みたいのがこのご本。

毎晩、うさぎのガーネットに絵本を読んでもらうエメラルド。
でも、ガーネットが出掛けてしまって眠れない…。
だれかに読んでもらおうと、夜のお外へ出かけます。

夜の静けさが優しくて、でもちょっとドキドキ。
最後は、ほっこりあたたかな気持ちで、エメラルドと一緒に眠れそうな絵本です。

個人的にツボなのは、舞台の細かさ。
この階段!エメラルドなど小さな動物にやさしい〜!

お家のインテリアもじっくり見てしまいます。キッチンもあるー。
あと、扉の取っ手が下のほうにあるのがニクいです。

きっと、作者のそのだえりさんもエメラルドになって、この街やお家に住んでいるのだろうなぁ
と想像して、もっとこの世界を味わっていたいと思った1冊。

そして
「このほん、よんでくださらない?」
「まあ こどもあつかい しないで ちょうだい」
「ガーネットったら、しつれいしちゃう。わたしは もう おねえさんなんですからね。」
など、品の良い言い回しもエメラルドのおしゃまさんっぷりが出ていて大好き。

見返しのところどころにエメラルドがいます!かわいい…。

シリーズで『エメラルドのさがしもの』もあります。
ぜひ、涼しくなってきた夜にじっくり読んでみてください^^

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#えがしらみちこのおすすめ絵本

失ってはじめて気づくもの…。

気が付けばもう8月もあと少し。
こちらも8月に読んでいただきたい絵本の一つです。

『空をつくる』(村尾亘/小さい書房)

主人公のサルが大人になるころ、まちからは緑が消え、高い家が増えていった。
みんなが家を高くする理由は、好きなものを自分の家に置いておくため。

高い建物が増えていくと、空がだんだん小さくなっていきました。

空があるのは、当たり前だと思っていたけど、実は当たり前じゃないし、当たり前にあると思っていたものって、失ってからしか気づけないんですよね。

健康や空気などもそうですよね。
失ってから気づいてももう間に合いません。

失う前に、自分たちに何ができるのか、どんな行動ができるのか、きちんと考えておかなければなりません。

(寛子)

『せかいでいちばんつよい国』(デビット・マッキー/なかがわちひろ/光村教育図書)

8月に読んでいただきたい絵本

『せかいでいちばんつよい国』(デビット・マッキー/なかがわちひろ/光村教育図書)

世界中の人々を幸せにするために世界中を征服した大統領のお話です。

“強い”とはどういうことか。
“幸せだと思っている日常”は本当に幸せなのか。

どうしたらみんなが幸せに暮らせるのか、どうしたら平和が訪れるのか、簡単な問いではないですが、この本にはちょっと考えるヒントが隠されているような気がします。

さて、王様は本当に世界を征服することができたのでしょうか。

『へいわってすてきだね』(安里有生/長谷川義史/ブロンズ新社)

8月に読んでいただきたい絵本

『へいわってすてきだね』(安里有生/長谷川義史/ブロンズ新社)

小学校1年生だった安里有生(あさとゆうき)さんが書いた詩に、長谷川義史さんが絵を描き、完成した絵本です。

小学1年生の平和への思いは、純粋で、素直で、とても力強く、大人も平和について深く考えさせられます。

小さいお子さんたちも、自分たちと年の近い安里くんの書いた詩に共感するのではないでしょうか?

声に出して読んでみると、心の深いところに響いてくる絵本です。

(寛子)

『いろいろおてがみ』(えがしらみちこ/小学館)

今日は、原画展を開催しているえがしらの絵本をご紹介🤗

お手紙大好きな、はなちゃん!
はなちゃんのポストに、いろんなお手紙が届きます。

黒い模様のお手紙や、もこもこふわふわのお手紙。
いったい誰からのお手紙でしょう?

大きさや模様をヒントに、誰からのお手紙かあてっこしましょう!

この絵本を描いていたとき、えがしらの娘ちゃんがお手紙に興味を持っていたそうで…。
娘ちゃん用のポストを手作りして、娘ちゃん宛のお手紙を書いて入れていたと聞きました☺️

そんな風に、絵本の世界を再現するって、素敵ですよね💕
親子で楽しめる絵本です!

(寛子)

『へいわってどんなこと?』(浜田桂子/童心社)

8月に読んでいただきたい絵本

『へいわってどんなこと?』(浜田桂子/童心社)

こちらは、日本、中国、韓国の絵本作家が手をつなぎ、子どもたちにおくる平和絵本シリーズの中の1冊。

シンプルに、今の生活が「平和」なのだと気づかせてもらえる絵本です。

この絵本を中心に、家族で、親子で、仲のいいお友達グループで、「へいわってどんなこと?」って話し合ってみませんか?

この「平和」を守るために、自分たちに何ができるかを考えてみましょう。

『おかあさんのいのり』(武鹿悦子/えがしらみちこ /岩崎書店)

8月に読んでいただきたい絵本

『#おかあさんのいのり』(#武鹿悦子/ #江頭路子/ #岩崎書店)

平和な世界を生きてほしい。
小さなかわいい手が、大きくなっても銃を握らないでほしい。

戦争になったら、自分の子どもが兵隊として戦争に行かなくてはいけないかもしれない…。
戦争に行ったら、自分も死ぬかもしれないし、敵も殺さなければいけない…。
そんなことは絶対にさせたくない!

そんな、世界中のお父さん、お母さんの子どもに対する願いが描かれています。

「きらきらぼし」の日本語詞作者の武鹿悦子さんの、「平和」という宝物を子どもたちから奪わないでほしい…との願いを込めて作られた一冊です。

『せんそうしない』(たにかわしゅんたろう/えがしらみちこ/講談社)

8月に読んでいただきたい絵本

『#せんそうしない』(#たにかわしゅんたろう/ #えがしらみちこ/ #講談社)

「ちょうちょと ちょうちょは せんそうしない」
「こどもと こどもは せんそうしない」

地球上のいきものは戦争しません。
戦争をするのは大人だけ…。

ぜひご家族みなさんで読んでいただき、ゆっくり考える時間をとってみてください。

京都の「 絵本のこたち」さんで、『せんそうしない』原画展が開催されます。

お近くの方は、足を運ばれてみてください^^

『せんそうしない』絵本原画展 絵本のこたち(京都市伏見区)
2019/8/15(木)~27(火)
https://www.facebook.com/cotachi.books/

8月4日は「箸の日🥢」。箸の相棒と言えば…

今日8月4日は「箸の日🥢」です。

「箸の日」と言えば…

おはしかぞくが出てくるこちらの
『おちゃわんかぞく』(林木林/いぬんこ/白泉社)🍚
文章のリズムがよく、読んであげるのにピッタリなんです^^
えほんやさんでは、0,1,2歳さんの棚に並んでいます📚

 

でーんと でっかい おとうちゃわんは富士山柄。
すーっと すわった おかあちゃわんは梅の花。
ちょっと ちっちゃい おにいちゃわんはUFO模様。
さくらんぼの模様がかわいい おちびちゃわん!
みんな仲良く、表情豊かです。

 

おはしかぞくや、おわんかぞくなど、いつも朝食で使っている身近な道具たちが
楽しそうに朝食を食べる姿は読んでいるこちらもついつい笑顔になってしまうこと間違いなし!

 

洋食の朝ごはんも増えてきましたが、これを見ると、やっぱり和食の朝ごはんっていいな〜と
思える一冊です!

【 裏表紙にはおはしかぞくが!】

(寛子)

『語りかけ絵本 いちご』(こがようこ/大日本図書)

語りかけ絵本『いちご』🍓

昨日ご紹介した『ひよこ』と同じ語りかけ絵本シリーズです。

この語りかけ絵本シリーズは、文章をそのまま読めば、普段話しかけているときのように、自然と語りかけられるようになっているのがポイントなんです!

 

これがとっても重要✨

赤ちゃんに声をかけることが大事って言われているのを知っていても、反応がないと何て話していいかってわからなくないですか?「声をかけなければいけない」ということがプレッシャーになってしまうママさんもいるんじゃないかな〜。

でも、語りかけ絵本シリーズは、これさえ読めば語りかけしてるように聞こえちゃうんです!
私はこのシリーズに本当に助けられました☺️
だから、出産祝いのご相談をいただいたときには、こちらのシリーズをオススメしています。

しかも、裏表紙の裏には「語りかけちょこっとヒント」が書かれています。
これを読むと、絵本って、書かれているそのまま読んでもいいし、好きなように繰り返したりして読んでいいんだな〜って思えて、もっともっと気軽に絵本が読めますね🥰

こがさんご本人が読んでいるYouTubeはこちら!

『語りかけ絵本 ひよこ』(こがようこ/大日本図書)

えほんやさんで原画展開催中の『ひよこ』🐥

この絵本は、もともと作者のこがようこさんご自身がパネルシアターとして読み聞かせの現場で使われていたそうです。
そこでおはなしを聞いている子ども達の反応を見て、「これは絵本にしたらおもしろいんじゃないか!?」と思って絵本にされたんだそうです🐣

実は原画もパネルシアターで使用されるPペーパーを重ねて半立体にされているんですよ〜!
じっっっくり原画を見てみてくださいね^^

絵本には、影もついているので、赤ちゃん、お子さんが見ると本当にそこにひよこがいるように見えるのかもしれませんね✨

現場でおはなしをされているからこそのアイディアですね〜😊

 

こがようこさんご自身が『ひよこ』を読んでいるYouTubeがあるので、ぜひご覧ください!

『まほうのさんぽみち』(ロビン・ショー さく/せなあいこ やく/評論社)

久しぶりに絵本のご紹介です♪

『まほうのさんぽみち』(ロビン・ショー さく/せなあいこ やく/評論社)

あたしは、パパとふたりでお散歩するのが大好き。
パパとのお散歩は、いろいろな魅力で溢れているから。

お散歩の途中にある、みずたまりや電車の通る音。
そんな当たり前の光景も、子どもは豊かな想像力で不思議な世界に変えてしまいます。

不思議な世界をくぐり抜けて、最後にあるのは、あたしの”いちばんのお楽しみ”!

来週は父の日ですね。
パパと楽しくお散歩するこちらの絵本読んだあとは、いつもの散歩道がとても魅力的なものになるかもしれません。

子どもの自由な想像力にうっとり…そしてワクワク!しちゃいます。

絵本作家宮西達也さんの「大切なひとに贈りたい1冊」

このシリーズも本日ご紹介するのが最後になってしまいました。

今日は絵本作家の宮西達也さんにご紹介いただいた

『ちいさいおうち』
(作・絵: バージニア・リー・バートン/ 訳: 石井 桃子/ 岩波書店)

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この本はこどもからおとなまで
すべての人によんでほしいなぁ。

こんなスゴクてステキでスバラシイ絵本はないよ。

この本をよんでいろんなことを
かんがえてみよう

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絵本作家えがしらみちこさんの「大切なひとに贈りたい1冊」

今日は絵本作家であり、えほんやさん代表のえがしらみちこの紹介する1冊です。

『あさになったのでまどをあけますよ』
(作・絵 荒井良二 / 偕成社 )

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あたりまえのことがいちばん幸せ。

忙しかったり、心に余裕がなかったりすると
ついつい忘れがちな小さな幸せに、
ふと目を向けさせてくれる絵本です。

カラフルな色彩の絵に心が洗われます。

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大切な人に贈りたい…本当にそうだなぁと
共感してしまいました。

この絵本を見ると、ジワジワと前向きな気持ちが溢れてきます。

絵本作家高橋和枝さんの「大切なひとに贈りたい1冊」

今日は絵本作家の高橋和枝さんにご紹介いただいた

『うさぎのさとうくん』
(さく・え 相野谷由紀 / 小学館)

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今実際に、大切なひとに贈ろうと思って、
包んで引き出しにしまってある本です。
そのためのよい機会を探しています。

ある日うさぎになったさとうはねるくんの
お話。
生きることは素敵だよって、のんびりつぶやいて
いるような絵本です。

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この紹介文を読んで『うさぎのさとうくん』を読むと
私も大切なひとに贈りたくなってしまいました。

読み終わったあとに、自分のまわりの空気が、
なんだかほのぼの、ゆったりと
穏やかに変わったような気がします。

絵本コーディネーター東條知美さんの「大切なひとに贈りたい1冊」

「大切なひとに贈りたい1冊」

今日は絵本コーディネーターの 東條 知美さんにご紹介いただいた

『こねこのミヌー』
(フランソワーズ 作/ 岸田衿子 訳/ のら書房)

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いなくなってしまった飼い猫。
「あいつは船に乗った」との証言も。
ふたりは、もう2度と会うことはできないのでしょうか…?

(いいえ、安心してください^^)

パリの街を舞台に繰り広げられる捜索劇。
砂糖菓子みたいに可愛らしい絵本。
贈り物にもおすすめです。

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宮西先生も、このフェアをご覧になって
「これもいい絵本だよね〜」とおっしゃっていました^^

本当に可愛らしい絵で描かれていて、手元に置いておきたくなる1冊です。

絵本作家きたがわめぐみさんの「大切なひとに贈りたい1冊」

今日は絵本作家のきたがわめぐみさんにご紹介いただいた

『星につたえて』
(文 安東みきえ /絵 吉田 尚令 /アリス館)

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読み終わった後、思わず絵本を
抱きしめてしまいました。

見えなくても、時を超えても、もうそこにいなくても、
ない事にはならないことば。
閉じた本からも、自分の中からも、
気持ちが溢れ出てくるようでした。

とびきり大切な誰かに贈りたい、
美しくて愛おしい絵本です。

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私もはじめ、この絵本を「大切なひとに贈りたい一冊」に選ぼうかと考えていた、大好きな一冊です。

一度手にとっていただきたい絵本です^^

ことり庵ゆみさんの「大切なひとに贈りたい1冊」

「大切なひとに贈りたい一冊」

今日はいつも絵本セラピーでお世話になっている絵本セラピスト®︎ことり庵の坪内ゆみさんにご紹介いただいた

『Lifeライフ』
(作=くすのきしげのり/絵=松本春野/瑞雲舎)

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絵本セラピーをお届けしてきた中で、
最も多くの方が心に響いた一冊として
あげている絵本です。

あらゆる世代の方が、何かに気づき、
励まされるようです。

人生にはいろいろな転機があります。
そんな時を迎えた大切な方にお贈り
ください。

ぜひ、声にのせて。
思いをこめて読んであげてほしいと思います。
松本春野さん(いわさきちひろさんのお孫さん)
の美しい絵がとてもすてきです。

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わたしも大好きな一冊で、今の季節に読むと物語のラストとリンクしてパァっと明るい気持ちになります。

何度もひとりでじっくりと読みたくなる絵本です。

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